1997-09-04 第140回国会 参議院 決算委員会 閉会後第5号
あるいは思い出しますと、預金部時代、そして戦時中の統合運用で簡保も統合された。戦後、GHQ時代、これも統合でございましたが、いわゆるサンフランシスコ平和条約発効、昭和二十七年、その直後に簡保積立金は分離と。しかし、そのときに財政投融資計画というなかなか巧妙な網を大蔵省はつくったわけです、財投とそして資金運用部。簡保は別で分離ですけれども、財投の一つの仕組みの中。
あるいは思い出しますと、預金部時代、そして戦時中の統合運用で簡保も統合された。戦後、GHQ時代、これも統合でございましたが、いわゆるサンフランシスコ平和条約発効、昭和二十七年、その直後に簡保積立金は分離と。しかし、そのときに財政投融資計画というなかなか巧妙な網を大蔵省はつくったわけです、財投とそして資金運用部。簡保は別で分離ですけれども、財投の一つの仕組みの中。
○田中寿美子君 だから、どんぶり勘定なんて言われるし、それから、戦時中の大蔵省預金部時代から伏魔殿だなんと言われた、その伝統を持っていると思うのです。この際、そういう仕組みを改めてもらわないと、年金は今後どんどん掛ける人がふえていって、膨張していくにきまっている中で、その回収金がはっきりわからないなんというような状況は、私はぜひ改めてもらいたいと思います。
○木村禧八郎君 それは私も聞いておりますが、しかも、その補完も、従来は量的補完をしたこともありますね、資金運用部——預金部時代ですかな。しかし、最近では、政府系金融機関がたとえば公募債に応募したり、逆に政府系金融機関がむしろ量的補完をしてもらわなければならないような立場になっていると思うのですけれども、問題は質的補完でしょう。
○説明員(高橋俊英君) やはり預金部時代におきましても預金部資金運用審議会がございました。その審議会に諮問した上で運用しておりました。
それから今度四月一日から資金運用部の法律が改正されましたので、預金部時代の剰余は資金運用部の積立金とみなされるという規定がございますので、この八億八千三百九十万円余は、資金運用部の積立金と今度なつて来たわけでございます。
次に第八條は、資金運用部資金運用審議会の設置の点でありますが、これも従来の預金部時代におきますよりは、非常に改善されたのでございます。
これは預金部時代におきましては、大蔵省内に設置せられておつたのでありますが、今般の改正によりましては、特にこの資金の運用について、運用の重要性にかんがみまして内閣にこれを置き、そうして内閣総理大臣が会長となり、大蔵大臣、郵政大臣が副会長となるというような仕組みをとつておるのであります。
○政府委員(舟山正吉君) 運用審議会につきましては、従来預金部時代には大蔵省にありましたのを内閣に置いております。国政一般等を勘案いたしつつ運用の適正を図ろうというわけでございます。それからその委員には、会長は総理であります、それから副会長は大蔵大臣及び郵政大臣、そのほかの委員には郵政、厚生等の事務次官も入るのであります。