2002-02-15 第154回国会 衆議院 予算委員会 第11号
信用金庫に何で貸さないんだ、貸すところがないのかと言いますと、全部、本音では、この金融検査マニュアルでびしびしやられて、そして不良債権だと認定されて、積みなさいといって破綻されちゃうから、とても怖くて貸せませんというのが実は信用金庫、信用組合の実態でありまして、その結果、一兆円の預金規模、預金なんかほとんどふえてないんですから、同じところが全部、一千億円以上貸出先が減っているわけですね。
信用金庫に何で貸さないんだ、貸すところがないのかと言いますと、全部、本音では、この金融検査マニュアルでびしびしやられて、そして不良債権だと認定されて、積みなさいといって破綻されちゃうから、とても怖くて貸せませんというのが実は信用金庫、信用組合の実態でありまして、その結果、一兆円の預金規模、預金なんかほとんどふえてないんですから、同じところが全部、一千億円以上貸出先が減っているわけですね。
例えば、イギリス、フランスなどかつて国営の郵便局を持っていたところがございますけれども、その資金規模、預金規模というんでしょうか、それはせいぜい五兆円とかその辺ですよ。日本の場合二百二十四兆。しかもマル優が終わって、三百万円の限度額が外されて今度一千万円になった。それで一千万まで、つまり全額その預金が保証されるという中にあって、今の状況の中でどんどん預金が郵便局にシフトしていますね。
さらにまた、単協の預金というのは非常に零細でございまして、単協は二百四、五十億円が預金規模でございます。漁協が十三、四億円という数字でございます。 したがって、大型の倒産というものは現在予想されていないわけでございますので、将来万が一これが数がふえるということになれば、委員御指摘のように、弾力的に対応していかなきゃならぬ、かように考えております。
これにつきましては、現在の農協の数は約二千数百に縮小しておりますけれども、一金融の立場から申し上げますと、農協の預金規模にいたしましてもせいぜい今のところでは二百億から三百億、これは平均的に見た場合ですね。これは信用組合の約六百億に比べましても半分というような非常に小さい規模でございます。
○角道参考人 系統金融機関というのは、農林中金のほかに四十七の信連あるいは共済連もございまして、一つの塊として見れば非常に大きな金融機関でございますが、それぞれの信連は平均的には約一兆円程度の預金規模でございまして、それぞれが自分たちの判断で事業をやっております。
○政府委員(後藤康夫君) 漁協につきましての相互援助制度の加入条件でございますが、一つは貯金総額が年間平均残高で三千万円以上、これはある程度以上の預金規模を持っているところがこういう信用秩序維持のための相互援助の必要も高いであろうという趣旨であろうと思います。
○広沢(直)委員 そこで、いま局長は、いまの未達金庫の大半は一応増資によってまかなうことができるのではないかというお話でありましたが、大体それくらいのことになりますと、出資額が一億円になる場合と五千万円になる場合とあるわけですが、これを一億円にするにはやはり三十億ないし百億、あるいは五千万円にするためには十五億から五十億円の預金規模が最低必要になってくるのではないか、こう考えられるわけですが、いまこの