2014-11-13 第187回国会 参議院 財政金融委員会 第6号
金融庁が七月四日に初めて公表しました金融モニタリングレポートの中で、今大臣がおっしゃられたように、人口減少とそれに伴う預金減少という状況から、地域銀行が単独の銀行として生き残るためには種々の課題があるということを指摘しています。貸出しに関する収益性が低下しているというようなこと、それから、融資に当たって財務データや担保、保証に依存する傾向があるというようなことが指摘されております。
金融庁が七月四日に初めて公表しました金融モニタリングレポートの中で、今大臣がおっしゃられたように、人口減少とそれに伴う預金減少という状況から、地域銀行が単独の銀行として生き残るためには種々の課題があるということを指摘しています。貸出しに関する収益性が低下しているというようなこと、それから、融資に当たって財務データや担保、保証に依存する傾向があるというようなことが指摘されております。
仮にこのような状況下でペイオフが実施されますと、郵貯等への資金移動が生じ、預金減少に伴う信用収縮が起こって、地域経済を一段と冷え込ませるといった悪循環に陥ることを憂慮したからであります。
そのほかに資金運用部の資金の増加、これは特別会計の資金運用部に対する預託金の増加でございますが、二十八億九千万円、おもなものは外為特別会計におきます積立金の増加十一億、国有林野特別会計の預金減少を見込んでおりましたのが、最近の実情から考えて見積る必要がなくなったもの十億、その他でございます。
このように市中銀行の貸出増加と預金減少からいたしまして金融市場は非常に繁忙化しておりまして、日銀信用は六月に四百五億円を増加いたしまして、日銀の貸出残高は月末で三千九百九十五億円というふうになりまして、約四千億の台に迫つております。八月四日におきましてもほぼこの程度の数字でございます。八月四日は三千四百九十三億円という程度でほぼ横ばいの状況でございます。