1984-04-10 第101回国会 衆議院 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号
具体的業務に即して、まず預貸金業務に関しましては、長期金利の高とまりや国債等を取り入れた商品による高金利商品の出現によりまして、預金吸収力が著しく低下しております。 このような状況の変化に対応すべく、私どもは種々の努力をしております。一例を挙げますと、三年定期の創設問題がございます。
具体的業務に即して、まず預貸金業務に関しましては、長期金利の高とまりや国債等を取り入れた商品による高金利商品の出現によりまして、預金吸収力が著しく低下しております。 このような状況の変化に対応すべく、私どもは種々の努力をしております。一例を挙げますと、三年定期の創設問題がございます。
大銀行は預金吸収力より貸出需要の方が強くて、常時金が不足しておるから、最終的に不足する金をコール市場から借り入れ、日銀からの借り入れで賄っている。コール市場では、現在八・五%は出さないと借りられないのだから、大銀行は日銀から金を借りると一・二五%だけ得する。預金集めに苦労するよりも、日銀から借りた方が得なのである。」
その裏目というか、実は総体的に預金吸収力が非常に低下してきたというのが三十年代の後半の姿ではなかろうかと思います。 その原因は、やはり何といいましてもそういう大企業中心の融資を続けている形であるわけでございますが、どうしても資金散布は歩どまるところは大衆でありあるいは中小企業であるという形で国内の資金が流れておった。
これは非常な金額を扱うものなんであつて、これは普通の金融機関以上に預金吸収力があるというふうに考えなければいかんと思うのであります。それほどの預金吸収力を持つておる郵便局において、而も特定の郵便局長自身がこういうことをやつておる。そこに私は非常に問題がある。もうこういう状態であると、三千三百億もの莫大なる資金吸収の機関として郵便局が果して適当であるかどうかに根本的な疑問を抱かれるのであります。