2002-11-08 第155回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
こういうときには大量の国債を発行して経済を支えるしかございませんので、フェーズ4は目と鼻の先、すなわち、国債のデフォルト、IMF管理、強制預金切り捨て、こういうことでございます。 こうならないようにするにはどうしたらいいか。民間過剰債務の戦略的なカットをしなければいけないということであります。 今、倒産法制を整備をして、民事再生法や会社更生法の改正をしてきているところであります。
こういうときには大量の国債を発行して経済を支えるしかございませんので、フェーズ4は目と鼻の先、すなわち、国債のデフォルト、IMF管理、強制預金切り捨て、こういうことでございます。 こうならないようにするにはどうしたらいいか。民間過剰債務の戦略的なカットをしなければいけないということであります。 今、倒産法制を整備をして、民事再生法や会社更生法の改正をしてきているところであります。
終戦直後に似たようなことがございまして、当時やりましたことは、強制預金切り捨てみたいな話だったのですよね。銀行国有化をして預金封鎖をやって、新円切りかえをやって、旧勘定から新勘定に移行する。
それを調べてみますと、問題行がたくさんそこへ営業譲渡したんですが、その営業譲渡も資産の範囲内だけ預金については事務を引き継ぐ、あるいは預金の切り捨てを行いまして、調べてみると、大体三割から最大四割五分まで預金切り捨てやっているんですよ。こんなものは当たり前のことじゃないですか。
しのように、切り捨てが行われましてから十年ほど経過いたしておりまするので、あるいはこの旧預金者の方々におかれましては、通帳その他の証明資料その他を持ち合せられないという方も多数おられるかと推察できるのでございますが、私ども全国に二十八の地方貯金局がございまして、そこにおきまして当時第二封鎖を設定せられましたときに、第二封鎖設定報告書というものを郵便局からとっておりまして、それからまた、第二封鎖預金切り捨て
これを適當に評価換をすれば、それは直ちに預金者の預金切り捨ての率が減つて來るわけであります。時價が非常に厖大なものを、不當な簿價主義で立て通していて、それがために預金者の預金は切り捨てる。その責任のある金融機關は、時價から見るというと非常に安い固定資本を維持して行く。つまり不當な利益を得るということになるので、如何にも不合理だと私は考えるのであります。