1997-03-19 第140回国会 参議院 予算委員会 第12号
この間、実は都銀の預貯金量の数字を見ておりましたら、約九九・三%の預金者が一千万円以下です。〇・七%が一千万円以上です。ところが、実は預金額比で見ていきますと、約六割の預金を○.七%の人がしている。こういう状況ですから、預金者保護といいながらも、実は膨大な法人とかあるいは団体とか企業とかこういったところの預金が相当保護されなければいけない。
この間、実は都銀の預貯金量の数字を見ておりましたら、約九九・三%の預金者が一千万円以下です。〇・七%が一千万円以上です。ところが、実は預金額比で見ていきますと、約六割の預金を○.七%の人がしている。こういう状況ですから、預金者保護といいながらも、実は膨大な法人とかあるいは団体とか企業とかこういったところの預金が相当保護されなければいけない。
しかし、預貯金量の推移を見ますと、大銀行それから郵便貯金というものに集中をして、そして中小銀行等あるいは休業銀行というものにおける資金が流出をしたというふうなことでございまして、結局、マクロで見たらそれほど預貯金量は変わっていない。つまり、そういう危なっかしい時期には大きな、安心のできるところに預貯金が移っただけだということもひとつ言えるのではないかと思います。
そうしますと、今の問題で、前年は一兆円の国債ということになりましたが、今直ちに幾らと言うわけにはいかぬかもしれませんが、仕組みと言われるその資金運用の枠は総預貯金量の一体どの程度までの運用というものを郵政省の中で考えられているか。もしそういう考え方があったらひとつお知らせ願いたい。
しかしながら、今日、農業、漁協等の貯金量は全国の預貯金量の約一割に及んでおり、しかも、個人の雰細貯金がその大部分を占める実情を考慮すれば、農協、漁協等についても、万一の場合に備えて貯金者の保護に遺憾なきを期し得るよう制度の整備をはかることが当然必要であると考えられますので、今般、預金保険法に準じてこの法律案を提出することといたした次第であります。
ところが、この預金保険制度が発足をしてみまして、その後の経緯を考えてみると、現在の農漁協における貯金の量というものが、全体の預貯金量の一割に達しておる。
しかしながら、今日、農協、漁協等の貯金量は全国の預貯金量の約一割に及んでおり、しかも、個人の零細貯金がその大部分を占める実情を考慮すれば、農協、漁協等についても、万一の場合に備えて貯金者の保護に遺憾なきを期し得るよう制度の整備をはかることが当然必要であると考えられますので、今般、預金保険法に準じてこの法律案を提出することとした次第であります。
○佐多忠隆君 資金委員会を設けるかどうかはどうも今きまっていないというふうな御答弁でありましたが、六月一日の民主党、自由党、両党の話合いの結果確認された、いわゆる十一原則というやつですか、その中にははっきり、経済自立体制のためには財政投融資の量の増加をはかる、預貯金量の一定割合を財政投融資資金に活用する、この基本的立場の了解をみるに至った。