1979-06-05 第87回国会 参議院 逓信委員会 第9号
そのときの附帯決議は、「進学ローンの運用に当たっては、制度創設の趣旨にかんがみ、預入利率及び貸付条件について特段の考慮をはらうよう」にということで、特に各委員から指摘をされたのは積立金利と貸付金利の是正の問題については、全委員一致をした実は指摘でありました。
そのときの附帯決議は、「進学ローンの運用に当たっては、制度創設の趣旨にかんがみ、預入利率及び貸付条件について特段の考慮をはらうよう」にということで、特に各委員から指摘をされたのは積立金利と貸付金利の是正の問題については、全委員一致をした実は指摘でありました。
それからこの進学積立貯金の預入利率の方でございますが、これにつきましては制度発足当初の構想時から実現がいたしましたのが七月でございまして、その段階までの間にはこれは一度金利の改定がございました。スタートいたしましたときが進学積立貯金二年以下で申し上げますと二・六四%と、こういう率でスタートしたわけでございます。
委員会におきましては、郵便貯金進学ローンの預入利率及び貸付条件の改善、郵便貯金利率のあり方、零細貯蓄保護政策、その他各般の問題について、郵政大臣を初め、郵政省、大蔵省、文部省、経済企画庁及び総理府等の関係当局に対し熱心な質疑を行い、特に最終段階には大蔵大臣の出席を求めて、審査の万全を期したのでありますが、詳細は会議録に譲ります。
一、郵便貯金進学ローンの運用に当たつては、制度創設の趣旨にかんがみ預入利率及び貸付条件について特段の考慮をはらうよう努めること。 一、預金者貸付けの限度額をさらに引き上げるよう努めるとともに、国民生活の充実安定に資するため、郵便貯金による直接的融資制度の検討に努めること。 一、国民の堅実な貯蓄性向にかんがみ、郵便貯金の預入制限額の引上げを検討すること。
又これと裏はらをなしまする郵便貯金につきましても、預入限度の引上げを、現行三万円までを十万円までに引上げる、及びこれと併せて郵便貯金の預入利率を相当程度大幅に引上げて参りたい、かように考えております。又政府において発行いたしまする特別の債券といたしまして、名称はまだはつきりきめておりませんが、国民貯蓄債券といつた種類の債券の発行を考えております。