最後に、これは非常に簡単な問題でありますが、飯島先生にお願いしますが、先ほど先生のお話の中で、たしか一月二十日の須田委員長の見解表明は、私がちょっと聞いていました範囲では、何か特別委員会でその点が了承され、決定されたというように聞き及んでいるというような向きの先生のお話がありました。
○参考人(飯島宗一君) 御質問の趣旨でございますが、先ほど申し上げましたように、私現在、国大協を離れておりますが、ただ楽屋話をするようで申しわけないのですが、現委員長と前委員長とで余りお互いに食い違った話をしては申しわけないと思いまして、須田委員長に私はお会いしてその点を確かめました。
○粕谷照美君 私も、国大協が、特に須田委員長が払拭をされたと、こうおっしゃったこともよく経過としては存じております。特に一月二十日に、教員大学に関する疑念は払拭されたと記者会見をされているわけですが、その後、衆議院の文教委員会の席上でもおっしゃっておられますけれども、これは国大協の正式な見解ではない、委員長の考え方であったということもおっしゃっているわけです。
○佐野政府委員 昨日、須田委員長が特別委員会の終了後に文部省の記者クラブで経過を報告されましたが、それによりますと、委員長見解につきましては、特別委員会は全員一致で委員長見解を了承した、そう報告されておりました。
○佐野政府委員 須田委員長と御連絡をとりまして、国会において問題になった事項、それについての文部省としての考え方、そういったものを御説明を申し上げて、特別委員会からも御意見を承る、そういう機会を設けるようにいたしたいと思います。
○砂田国務大臣 須田委員長も昨日の記者会見で、この大学のこれからの進み方を見守っていく、よりよき大学になっていくようにという期待をお持ちいただいているわけでございます。
○佐野政府委員 一月二十日の須田委員長の見解発表につきまして、参考人として御出席になった須田先生が委員長の個人的見解であるということをお述べになったことは私も承知をしております。ただ、私たちは、あの委員長の見解発表というのは、一月十八日の特別委員会の会議の趣旨というものを十分に整理をされて公表になっているものと了解をしております。
、十八日の特別委員会で委員長の見解発表は了承されると考えておりますけれども、事の性質は、国大協の懸念というものについて具体的に私たちが構想の考え方で答えているということをぜひ御理解いただきたいということ、それからまた、先ほど御質問がありましたように、今後とも国大協との間では十分に意見交換を重ねて、そしてこの大学が既設の大学に対していい影響を与えても悪い影響を与えるものにならないようにという、その須田委員長
その場合には、先般の須田学長も言っておりますように、国立大学協会あるいはその特別委員会との間でいろいろと意見の交換が行われて、国大協の須田委員長も、この大学が既存の大学にいい影響を及ぼすような大学として育っていくように意見の交換をしながら、いわばその発展を学長が、監視をするという言葉をお使いになりましたが、監視をしていくとおっしゃっております。
それを参与などというものに制度化していかなければならぬのかということになってくると、これは相当論議をしておかなければならぬというような二つの面から、私は最初申し上げましたように、須田委員長のこの文書につきまして私なりにまた逆の意味で懸念を持ったわけですが、須田委員長の方も、こういう文書が明確になってきた場合に、御自分のお考えをいま御発表になりましたのでその点よくわかりました。