2003-07-16 第156回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
今先生御指摘のこの図面に沿ってちょっと御説明を申し上げたいと思いますが、この福島第二・三号機のB六六一—B〇六—S〇二の溶接線でございますけれども、一般に、超音波試験のデータ、指示エコーが出てまいりますけれども、これは、ひび割れ等の欠陥によるもの以外に、配管の形状、すなわち配管の内面機械加工部、あるいは溶接の表面の形、あるいは溶接金属の結晶の形状等の原因によりまして、反射波を検出する場合がございます
今先生御指摘のこの図面に沿ってちょっと御説明を申し上げたいと思いますが、この福島第二・三号機のB六六一—B〇六—S〇二の溶接線でございますけれども、一般に、超音波試験のデータ、指示エコーが出てまいりますけれども、これは、ひび割れ等の欠陥によるもの以外に、配管の形状、すなわち配管の内面機械加工部、あるいは溶接の表面の形、あるいは溶接金属の結晶の形状等の原因によりまして、反射波を検出する場合がございます
原子力発電そのものの根本的問題はまた別な機会に譲りますけれども、やはり再開に当たっては、これだけ大きな事故であり安全性が地元の皆さんからも心配をされているということでございますので、特別に超音波試験とかそういうことをやらなくても工学的に大丈夫だという判断をなさったようですけれども、やはり法の基本的な考え方からいえば、使用前検査などは一定の大きな修繕がなされたというようなことがあればやはりやられてしかるべき
○説明員(中村進君) どういう場合に用いられるかということでございますが、この構造等の技術基準の中にいろんな試験に関する諸規定、今おっしゃいました超音波試験等に関する諸規定あるいはそれの基準等につきまして定めがございます。
○政府委員(神谷和男君) まず、いわゆる肉厚試験、超音波試験のとり方でございますが、条件が同じ状況のパイプで、しかも最も破損の可能性の高い個所をとりながらチェックをすると、こういう方法で行っておるわけでございまして、それよりも条件のよい個所、あるいは条件が同等と思われる個所で予想以上のいわゆる弱化、弱くなっておるという状態が起きておりますことに関して、まずやはり第一に原因を究明しなければならないだろう
これは外見から見ますとはっきりしませんので、超音波試験等で確認したわけでございますが、今度は実際にその部分を切り出しまして、金属組織等について顕微鏡等で十分に調べたわけでございます。それから、あと切り出しました切片を順次切り離していく過程において残留応力をはかる方法がございます。