1984-07-30 第101回国会 参議院 社会労働委員会公聴会 第1号
超音波断層装置の大がかりな器械で調べられて、自分自身見たこともないおなかの中がすっかり知られてしまったと思い込んで、白衣を着た男性が今器械で診断した結果を大げさに告げる、手術を勧められれば、その人を医者と信じて従ってしまう。人間としての弱さをすべてさらけ出してしまうのが患者の立場です。 そこで、私が言いたいのは、弱い立場の患者には殊さらに人権が保障されなければならないということです。
超音波断層装置の大がかりな器械で調べられて、自分自身見たこともないおなかの中がすっかり知られてしまったと思い込んで、白衣を着た男性が今器械で診断した結果を大げさに告げる、手術を勧められれば、その人を医者と信じて従ってしまう。人間としての弱さをすべてさらけ出してしまうのが患者の立場です。 そこで、私が言いたいのは、弱い立場の患者には殊さらに人権が保障されなければならないということです。
例えば、新聞のなかにチラシを入れたり、それから自分のところで自費出版していた雑誌なんですけれども、ちょっと見るとどこかの医学雑誌で、先端医療を行く富士見病院の特集であるかのようなそういった雑誌を配布していたり、それから、徹底して超音波断層装置の宣伝を来る患者来る患者にしていたものですから、あの病院に行くとすごい器械がある、いい病院よ、設備のいい病院よ、お医者さんも四人もいるのよというような、いいんだという
○公述人(小西熱子君) 不正請求の中では、一つはまず私費請求の問題と、それからもう一つは無資格者がした検査、これは超音波断層装置の検査なんですけれども、無資格者がして、医者でも検査技師でもないわけですから本来医療行為とは言いがたいんですけれども、これについても保険請求しておりました。
そこで私はCTスキャナー、それから超音波断層装置、検査用自動分析装置、がん治療用のべータトロン、リニアックなどの――最高まあ大体一台数億円すると言われて、もしくは数千万するという高額医療機械がここ数年間目立って増加をしているのでありますが、こういうものは全国にどのくらいあるのか。それからここ五年くらいでどのようにこれはふえているのか。
診察を受けるとすぐME診断、超音波断層装置でもって北野から診断を受けた。そしてそのME診断を受けるやいなや、理事長室で、もうあなたはすぐ手術をしなければ大変だ、このままほっておけば六カ月で死んでしまう、このようなことを言われたというわけであります。しかし彼女は納得できないので他の医者を訪れたわけでありますが、そこのところでは異状がない、こういうふうに言われた。