1984-10-19 第101回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
その内容は、米、日、韓軍事同盟体制の強化、国連平和維持軍への物資支援と自衛隊制服の派遣、日本の戦闘遂行能力の強化を提言するなど、極めて危険なものであります。しかし、本日は農業に関する報告に限って幾つか質問をするわけでありますが、後から具体的に指摘をしますように、日本農業の破壊に通ずるともいうべき数々の暴言が行われています。
その内容は、米、日、韓軍事同盟体制の強化、国連平和維持軍への物資支援と自衛隊制服の派遣、日本の戦闘遂行能力の強化を提言するなど、極めて危険なものであります。しかし、本日は農業に関する報告に限って幾つか質問をするわけでありますが、後から具体的に指摘をしますように、日本農業の破壊に通ずるともいうべき数々の暴言が行われています。
第五に、わが党が質疑の中で明らかにしたように、政府は、さきの日米会談で、対潜能力の増大を初めとする自衛力の増強、朝鮮半島に緊急事態が発生した際の米軍の自由出撃などの荷物を負わされ、米・日・韓軍事同盟体制の危険な道に一層深く踏み込んでいます。
さらに、三木内閣は、善隣友好の外交を唱えながら、日中平和友好条約の締結にきわめて消極的な態度を示しているだけでなく、日米首脳会談においては、韓国条項の再確認、日米安保条約の拡大、日米韓軍事同盟体制の強化等、世界とアジアの平和に逆行する危険な外交政策をとり始めているのであります。
それで九日間に北の軍事力を完全に撃滅するという計画、これと非常に関連し、さらに七月二十八日、これは在沖海兵隊広報部のシェルトン大尉のはっきりした新聞記者に対する情報で、韓国で何かが起これば、われわれ第三海兵師団は二十四時間ないし三十二時間内に出動できる、いわゆる臨戦即応態勢をとっているということをこの広報部の大尉が言っておるということと関連すると、いまのB52が、朝鮮の情勢との関連で、いわゆる米日韓軍事同盟体制
(拍手) また、ポストベトナムの情勢変化に関連して、朝鮮半島の危機説に従属的に同調し、日米韓軍事同盟体制の強化と、米大統領の公然たる核兵器先制使用発言に対し、驚くべき積極的評価を行い、進んでアメリカの核のかさのもとに入り、そのもとで防衛分担、共同作戦参加など、新たな米核戦略への全面協力ぶりは、まさに、緊張緩和に逆行する措置をあえてとったものとして、重大な責任を指摘せざるを得ません。