2013-05-30 第183回国会 参議院 外交防衛委員会 第6号
アジア太平洋地域におきましては、これもヨーロッパと同じように、在韓米陸軍について削減の対象となっておりますが、その一方で、海軍や空軍につきましてはむしろ戦力を増強してきております。
アジア太平洋地域におきましては、これもヨーロッパと同じように、在韓米陸軍について削減の対象となっておりますが、その一方で、海軍や空軍につきましてはむしろ戦力を増強してきております。
先ほどの質問にもありましたが、長崎県の福江空港に、在韓米陸軍所属の特殊作戦用ヘリコプターMH47三機がきょう実は低空飛行訓練をする予定でしたが、米軍の側から中止になった、こういう報道がありました。
先ほど英語でお読みになられました部分を仮訳でございますが申し上げますと、「有事において韓国陸軍に供給され得る備蓄及び在韓米陸軍第八軍用の重要戦時用備蓄、我々は現在韓国向けの一万トン以上の防御用資材(対戦車妨害材)を保管しておる」、訳すればこういうふうに相なります。したがいまして、このこと自体は安保条約上全く問題はございません。
○有馬政府委員 ちょうだいいたしました資料には、「有事において韓国陸軍に供給され得る備蓄及び在韓米陸軍」云々とございますけれども、大切なことは、私が申しましたように、この施設は今安保条約の第六条が許しております米軍の駐留の目的の中にあるわけでございますから、これは許されるということでございます。
○正森委員 一方には公電があって、一方には何もないというのは、非常におかしな話でありますが、二十八日に衆議院の外務委員会で同僚委員である楢崎弥之助氏が、この当日にスナイダー氏と金東祚氏はソウル郊外の在韓米陸軍第八軍専用ゴルフ場でゴルフをしながら非公式に話し合ったのではないかという質問があり、それについては至急照会するという約束をされたようでありますが、その結果はいかがですか。
そしてその推測の根拠は、一月九日にスナイダー氏が金東作、当時の外相と話をしたというのは、実はソウルの郊外にある在韓米陸軍第八軍の専用ゴルフ場で、プレーをしながらこの内容の話をしたという有力な情報があります。だから韓国側の外務省には記録がなかったのではなかろうか。この情報は、スナイダー氏自身も含めて、スナイダー氏に接触した人も含めて非常に確率の高い情報である。
それから在韓米陸軍二万一千五百名、合計二万四千五百名でございます。次に、米海軍でございますが、これは一個空母機動部隊を含む第七艦隊でございます。合計九千九百名でございます。次は、米国の海兵隊でございますが、沖繩におきます水陸両用戦部隊及び沖繩及び岩国におきます海兵隊航空軍、この両方を合計いたしまして七千名でございます。
それから在韓米陸軍部隊、これは韓国にあるもの。陸軍関係が計五千三百名ということでございます。それから海兵隊は、先ほど申しました一個水陸両用船上陸部隊、沖繩にあるもの。それから海兵隊の航空群、これは沖繩、岩国にあるもの。海兵隊関係が総計で人員が約四千名ということでございます。
在韓米陸軍の撤退と連動して在日米空軍が動くというようなことはないというふうに考えておるわけでございます。
また、航空自衛隊においても、米第五空軍が負っていた役割りの大部分を肩がわりし、海上自衛隊において、米第七艦隊の対潜掃討能力を部分的に引き受け、陸上自衛隊は削減された在韓米陸軍の戦略予備としての役割りを果たし、アメリカの期待にこたえようとしているのであります。こうして自衛隊は米軍の一部を肩がわりして、たてもやりも備えた、本格的な他国への侵略可能な軍隊につくり上げられようとしておるのであります。
航空自衛隊は米第五空軍が負っていた役割りの大部分を肩がわりし、海上自衛隊は米第七艦隊の対潜掃討能力を部分的に引き受け、陸上自衛隊は削減された在韓米陸軍の戦略予備としての役割りを期待されようとしています。公空、公海における航空優勢、制海権の確保の範囲はさらに拡大され、局地戦の独力遂行能力の強化など、自衛隊はたてもやりも備えた本格的な他国への侵略可能な軍隊につくり上げられようとしています。
あるいは陸上自衛隊も在韓米陸軍の戦略予備としての役割りを果たしている。こういう質的な強化がされていると思うのですが、ニクソンドクトリンとの関係での一部肩がわり、安保体制、安保条約のアメリカとの軍事同盟の中でのそういう一部肩がわりという方向での大きな増強というふうに考えるわけですが、その点どうでしょうか。
すなわち、在韓米陸軍政庁法令第三十三号というのは国際法違反である。これはへーグの陸戦法規違反である。また世界人権宣言からいってもおかしい。こういう立場を終始とってこられておったはずです。われわれが放棄したのは、少なくとも外交保護権だけだ、こういう解釈をとってこられたはずでございますが、この見解は変わりましたかどうですか、外務大臣にお尋ねします。