2018-01-26 第196回国会 参議院 本会議 第3号
さらに、米軍のより優れた防衛ミサイル、いわゆるTHAADの韓国配備に対する経済的圧力、尖閣諸島の接続水域への潜水艦の航行などを見れば、我が国を含む周辺各国との緊張感が高まりかねないという懸念は否定できません。 しかし、我が国と中国は、歴史的に見て長い友好往来の期間があります。また、北朝鮮問題などへの対応でも、中国との良好な関係の構築、発展が欠かせません。
さらに、米軍のより優れた防衛ミサイル、いわゆるTHAADの韓国配備に対する経済的圧力、尖閣諸島の接続水域への潜水艦の航行などを見れば、我が国を含む周辺各国との緊張感が高まりかねないという懸念は否定できません。 しかし、我が国と中国は、歴史的に見て長い友好往来の期間があります。また、北朝鮮問題などへの対応でも、中国との良好な関係の構築、発展が欠かせません。
THAADミサイルについては、韓国配備に中国、ロシアが反発するなど、北だけに向けたものとは理解されておらず、日本での配備にも強い反発が予想されます。中国は、韓国のTHAADミサイル、THAAD配備に対抗して、HGV、極超音速ミサイルや、MIRV、複数弾頭ミサイルなどの新型ミサイルを開発すると言われています。 THAADミサイル配備は、結果的に東アジアにおける軍拡競争をあおるものになりかねません。