2018-04-17 第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
○国務大臣(河野太郎君) 三月二十八日の中朝首脳会談に関する中国側の発表によれば、北朝鮮が朝鮮半島の非核化の意思を表明したということが含まれておりますが、三月の韓国特使団による訪朝以降、北朝鮮自身は非核化について対外的には言及しておりません。
○国務大臣(河野太郎君) 三月二十八日の中朝首脳会談に関する中国側の発表によれば、北朝鮮が朝鮮半島の非核化の意思を表明したということが含まれておりますが、三月の韓国特使団による訪朝以降、北朝鮮自身は非核化について対外的には言及しておりません。
しかし、韓国特使団の訪朝以降、北朝鮮自身は非核化へのコミットメントについて直接言及していません。まずは北朝鮮の意図をしっかり分析するとともに、北朝鮮による、完全な、検証可能な、かつ不可逆的な方法での核・ミサイルの廃棄を実現するため、国際社会が最大限の圧力を維持しなければなりません。
○河野国務大臣 おっしゃる六項目、これは韓国の大統領府が発表したものだというふうに理解をしておりますが、この三項の中に、北側は朝鮮半島の非核化の意思を明確にしとございますが、この韓国特使団が訪朝して以降、北朝鮮自身は非核化や挑発行動の停止について直接言及をしていないという事実がございまして、北朝鮮の意図は一体どちらがどこにあるのかというのをしっかりと分析する必要があるというふうに思っております。
しかし、韓国特使団の訪朝以降、北朝鮮自身は非核化へのコミットメントについて直接言及していません。まずは北朝鮮の意図をしっかりと分析するとともに、北朝鮮による完全な、検証可能な、かつ不可逆的な方法での核、ミサイルの廃棄を実現するため、国際社会が最大限の圧力をかけ続けることが必要です。
既に御案内のとおり、三月五日の鄭義溶国家安保室長を団長とする韓国特使団の北朝鮮訪問に始まり、その後、本日に至るまで、日々雪崩を打ったかのように外交的急展開がございます。特に、トランプ大統領が北朝鮮との対話に応じる姿勢を示したことは私自身も驚きを持って受け止めましたが、間髪入れずに、我が国としても日米首脳会談の実施が合意されたことは大きく評価をしたいと思います。