1981-03-31 第94回国会 参議院 商工委員会 第3号
そのときに前川専務は、この出張で大韓重機、大同工業、統一産業、韓国鍛造あるいは韓国機械等々を訪問した際の打ち合わせメモとして、この韓国機械に関するいわゆる前川メモがつくられたんであります。
そのときに前川専務は、この出張で大韓重機、大同工業、統一産業、韓国鍛造あるいは韓国機械等々を訪問した際の打ち合わせメモとして、この韓国機械に関するいわゆる前川メモがつくられたんであります。
それは事実関係がどういうことかといいますと、その韓国機械金属研究所がどんな仕事をされているかということにつきまして、これは一九七三年十月二十九日なんですけれども、韓国政府の李洛善商工部長がこういうことを言っているんです。いまのその研究所がどういう仕事をしているかといえば、二つやっていると。一つは、電子工業振興事業というものであるけれども、これは民生用だ。
○政府委員(栗原昭平君) ただいま御指摘の機械振興協会でございますが、私ども聞いておりますところでは、五十四年の春ごろに、お話の韓国機械金属研究所から技術提携の申し入れがあったということは聞いております。 ただ、進捗状況でございますけれども、私どもの聞いておりますところでは、現在までのところ、具体的な契約の交渉といった段階には立ち至っておらないというふうに聞いておる次第でございます。
○下田京子君 次に、具体的にお尋ねいたしますけれども、韓国に韓国機械金属研究所というのがございます。これは略称KIMMと言われております。前身はFICと言われて、正確には韓国精密機器センターというふうに呼ばれておりますけれども、この韓国機械金属研究所、この研究所は韓国政府の軍需調達に関する法律というものに基づきまして、一九七三年十一月韓国軍によって軍需産業研究機関ということに指定乱れているんです。
ここに昌原機械工業基地の、これはどんどん来てくださいという、りっぱなのかどうか知まりせんけれどもパンフレット、これは韓国機械工業公団が出したものです。
韓国機械工業育成の基本目標として、一番目に機械資材の自給率を上げる、二番目には輸出重工業としての位置づけ、三番目には国家安保と直結した防衛産業と結びつけながら育成する、そしてこの成長の揺りかごとして昌原基地がある。昌原基地を、初めから国際水準の規模と技術を備えた企業を集中的に建設する。
いろいろな人のいろいろな発言を挙げれば切りがありませんけれども、一例を挙げれば、一昨年六月十八日、韓国機械工業等韓国産業長期開発計画調査団、こういうのが派遣された。この団員である日産自動車の車谷省三氏は、その報告の中でこう言っておる。「「産業公害」「労働力不足の慢性化」に悩む日本との補完関係は、たしかに成立するのではないかと思う」こう述べておる。こういうことはもう挙げれば切りがないほどあるのです。
たとえば日本車輌製造株式会社はすでに四十八年三月、韓国機械工業と技術援助の契約を結んでおるのです。高級客車等の現地国産化に協力するという動きも出ている。なぜ、いま日本国鉄が韓国の新幹線建設に全面的な協力を必要とするのか。