2006-04-21 第164回国会 衆議院 外務委員会 第11号
いずれにしても、警察庁は、北朝鮮の拉致実行組織の実態解明のために、この元北朝鮮工作員に対する事情聴取などの捜査共助について、捜査員の派遣も視野に入れて韓国捜査当局に要請した、こういう報道が四月の十四日に主要各紙に一斉に報道されました。
いずれにしても、警察庁は、北朝鮮の拉致実行組織の実態解明のために、この元北朝鮮工作員に対する事情聴取などの捜査共助について、捜査員の派遣も視野に入れて韓国捜査当局に要請した、こういう報道が四月の十四日に主要各紙に一斉に報道されました。
特に、朝鮮半島の南北間は緊張が続いていると思いますし、そうしたデータに関しましては、やはり韓国捜査当局のデータというものは相当なものだろうと私たちも思いますが、特に我が国からも課長一名派遣いたしまして、そして真由美と出会わせましていろいろと直接話を聞いております。 そういうすべての問題を私たちは総合的に判断いたしまして、テロを起こしたのは北朝鮮である、こういうふうに申し上げたわけであります。
一方、日本人化教育にかかわった日本人女性に関しましては、先般警察庁係官を韓国に派遣いたしまして韓国捜査当局と情報交換を行い、さらに二月四日には金賢姫とも面会して、問題の女性が日本人であること、日本から拉致された疑いが持たれることが明らかになっております。
去る一月十五日に行われた蜂谷真由美こと金賢姫の記者会見と韓国捜査当局の発表は、我々に大きな衝撃を与えました。北朝鮮の工作員であった金賢姫は、自殺した蜂谷真一こと金勝一とともに、金正日書記の指令によって大韓航空機に爆弾を仕掛け、これを爆破したというのであります。しかもその目的は、大韓航空機を爆破することによってソウル・オリンピックへの各国の参加を妨害することにあったと言われます。
○政府委員(三井脩君) 金大中氏の調べとして、韓国捜査当局からわれわれが入手しておる資料並びに先ほど申しましたインタビューの資料では、ラウドスピーカーのついた云々ということは全然出てきておりません。
○国務大臣(宮澤喜一君) 実は、その点につきまして韓国捜査当局の捜査はそのような事実を確認するに至らなかったというのが昨年の八月の韓国側の所見でございました。
だけど、向こう側のわが国に対する捜査をしっかりやれとかなんとかいういろんな要求について、事件の本質について韓国捜査当局自体が明らかにしていない段階である。
○岩垂委員 送った事実がないとすると、十五日に犯行があって、十六日の日にいきなり、しかも突然に金浩竜の名前が出てきたということもこれは変な話でありまして、最初は日本人だという形であり、その後文世光自身についてもいろいろ見解がありたわけでありますが、金浩竜氏の名前が突然出てきて、そしてそれが自白の動機だというに至っては、事件の前から韓国捜査当局というのは金浩竜氏をマークしていたというふうに、常識的に考
) 私のけさの答弁から、非常にたよりないという印象をお持ちになったといたしますと、現場及び東京で日夜一生懸命本件のために働いている先輩、同僚の皆さんに、私の答弁がまずくてそういうようになったということで、御迷惑をかけているような感じをしながら聞いたわけなんですけれども、現在は、本件はもうすでに捜査の段階に入っておりまして、日本政府としてなし得ることといいますのは、事件の起こりました韓国における韓国捜査当局
○大平国務大臣 私が申し上げておるのは、韓国捜査当局によって捜査が行なわれていたであろうということと、それから、最近になりましてわがほうに対しまして、金大中氏の身柄はどうなるのだという質問に対しまして、金大中氏は出国も含めて自由が保障されておるという通報に接したという、二つのことを、私が承知しておる限り申し上げておるわけでございます。
非常にふしぎな中間報告ですけれども、そこで一方もっとふしぎなことは、おとといですか、韓国の法務部長官が野党の新民党の代表と会われたときに、金東雲書記官にはアリバイがある、また韓国捜査当局は事件の全貌をつかみつつあるというふうなことを言ているわけです。事件の全貌をつかんでいるなら、捜査の内容というものはもっと進んでなければいかぬわけですね。
それをいま韓国捜査当局が否定しておるというときに、日本の捜査当局として間違いがないんだということを、少なくともこの点については明らかにするのが当然じゃありませんか。それも言えないのですか。
そして、翌六日には、「韓国捜査当局が調べたところ、金東雲氏は事件とは無関係である。」と、日本の警察とは全然違うことを言い出した。しかし、大使館員の事件介入が捜査で明らかになってさましたら、その国家は、一、謝罪、二、原状回復、二、責任者の処罰、四、再発防止の誓約、これをしなくてはならないというのもまた国際慣例であると思いますが、これについてはいかがでございますか。
日本の捜査当局が万全かどうかということは私は疑問だということはこの前申し上げましたが、しかし、韓国捜査当局が必ずしも万全の報告をしてよこす可能性というものはほとんどない。その場合に、判断の基準はやはり日本自身が客観的にあらゆる条件を総合して、日本自身が結論を下すべきものであると私は信ずるし、また、そのとおり大臣は答えられましたが、それでよろしゅうございますか。
○大平国務大臣 先ほど、このもたらされた情報の提供をどう評価するかというお尋ねがございまして、私は捜査の専門家でないけれども、体験いたした限りにおきまして、韓国捜査当局におきましてこの事件の捜査に格別の進展があったようには考えられないというように感ずるということを申し上げたわけでございます。
第三番目に、本件に非常に関連を持っておられます金大中、梁一東、金敬仁の三人の方の供述内容が必ずしも一致していないというような情報があったりするものですから、それではこの三人の韓国捜査当局に対して述べられた内容がどういうものであったのかという点。