1996-02-14 第136回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
このときは、韓国型軽水炉という文字を合意の中に含めるかどうかということで米朝間で綱引きがあったんですけれども、最終的には、実質的には韓国型を導入するということで、文言を入れないということで解決いたしました。
このときは、韓国型軽水炉という文字を合意の中に含めるかどうかということで米朝間で綱引きがあったんですけれども、最終的には、実質的には韓国型を導入するということで、文言を入れないということで解決いたしました。
例えばクァラルンプール合意が昨年六月に成立しましたけれども、そのときに、韓国型軽水炉と、コリア・スタンダード・ライトウオーター・リアクターという文字を米朝合意の中に入れるか入れないかということで最後までもめまして、それを入れたくないという北朝鮮と、いや韓国はどうしても入れないと困るんだと。その韓国を説得するために北朝鮮に入れさせてくれと言っているアメリカと綱引きがあったんです。
○加藤(良)政府委員 韓国型軽水炉の導入と韓国が主要な中心的な役割を果たすというその基本的な点については、全く変化はございません。
北朝鮮からの報道も、朝鮮時報もいつも書いているのは、韓国型軽水炉とかいろんなことを言っていますけれども、結果的にそれを受け入れるというか軽水炉にするという、そういうことが北朝鮮政府の中で何とか合意されておるかどうかということもこれは非常に疑問であります。 さらに、この間訪朝団が行かれたら、もう我々の方は食糧は何ら痛痒を感じてないんだと、こういうこともおっしゃっている。
○笠原潤一君 その話はもう延々と、韓国型軽水炉の問題は何十回と行われたわけですけれども、結果的には合意に至らなかったわけです。結果的に三十分でこの前の二十日の会談は終わったわけですが、そのときに北朝鮮側が、我々は実験用原子炉の凍結を解除すると言っているわけですね。
○政府委員(川島裕君) ベルリンにおきまして主として話し合いが集中しておりましたのは軽水炉の型、つまり韓国型軽水炉の受け入れをめぐってでございます。そして、二十一日に至りまして北朝鮮代表側は、話し合いの場から席を立ってベルリンを去ってしまったということでございます。そういうことでベルリンで行っておりました軽水炉供給取り決めに関する専門家会合は合意に至ることなく終了したわけです。
一方、KEDOは韓国型軽水炉という前提でスタートしているわけです。
その中で、韓国型軽水炉はだめであるということについては、もう少しやりとりを重ねないと、本当にどういうふうな落ちつき方になるのかということは見えてこないと思いますけれども、ただ、これはKEDOの発足以来明らかなことでございますのは、やはり韓国が資金、財政面においても、さらに幸せば政治的にも非常に中心的な役割を果たすということはこの米朝合意、KEDOのプロセスの不可欠の部分であると思いますし、政府といたしましては
七日の朝鮮中央通信が北朝鮮外交部スポークスマンの言として、北朝鮮に提供される軽水炉についての協定が韓国型を主張する米国のために期限内に調印されないということになるとしても、北朝鮮には韓国型軽水炉を拒否する以外いかなる選択もない、拒否するということを言って、拒否するという姿勢を明確にしているということでございます。
これにつきまして、今月七日の朝鮮中央通信は、北朝鮮外交部スポークスマンが、北朝鮮に提供される軽水炉についての協定が韓国型を主張する米国のために期限内に調印されないこととなるとしても、北朝鮮には韓国型軽水炉を拒否する以外いかなる他の選択もなくしかるべき決定を行い、行動をとるだろうと述べるとともに、軽水炉提供に関する協定が四月二十一日までに調印されるか否かは米朝合意の命運を決定するキーポイントであると述
ただしかし、KEDOの関連で私どもとして申し上げておきたいと思いますことは、韓国型軽水炉をこの軽水炉プロジェクトとしては我々は使う、韓国型軽水炉によってこの軽水炉プロジェクトは実施をするということをアメリカ、韓国とともに我々も確認をして、そして今回つくりましたKEDOという国際コンソーシアムの目的の中にこれは韓国型軽水炉を使うんだよということも明記してKEDOというものを設立しているわけでございまして
それじゃ、それまでにできるかというお尋ねでございますけれども、これはまさに、先生も触れられましたようにこれから、ようやく立ちとがりましたKEDOと北朝鮮の間で軽水炉プロジェクト等に関する供給契約のやりとりが続くわけでございますが、その焦点でありますところの韓国型軽水炉とするということの取り扱いをめぐってかなり紆余曲折と申しますか、なかなか難しいやりとりになり得ると思っております。