1961-12-04 第39回国会 衆議院 外務委員会 第13号
たとえば国家再建非常措置法によっては、革命軍事委員会に憲法のワクを越えた権限行使を許しておるわけでございます。これも事実なんですね。それからまた一方においては形式的な問題とはいうものの、この政権は韓国民の自由意思の表明に直接の基礎を置いているものでない、これも私は事実だと思うのです。
たとえば国家再建非常措置法によっては、革命軍事委員会に憲法のワクを越えた権限行使を許しておるわけでございます。これも事実なんですね。それからまた一方においては形式的な問題とはいうものの、この政権は韓国民の自由意思の表明に直接の基礎を置いているものでない、これも私は事実だと思うのです。
○山下参考人 このたび私たちが日本に帰つて来ることができましたのは、これは中国の人民政府、また中国革命軍事委員会総政治部、ここのおとりはからいによりまして私たちが先般八月の十九日恩赦の命を受けまして、今までの中国におきますところの罪悪行為、こういつたものを赦免されまして、さらに日本帰国の命令を受けたわけであります。
まず革命の発展段階を三段階にわかち、第一段階においては、革命軍事委員会の指導統制のもとに中核自衛隊を組織して、これを中心としてあらゆる大衆闘争を権力に反抗することに意識化せしめて、これを抵抗自衛闘争に盛り上らしめること、すなわち武裝暴動の必要性の唱道、そのための暴力行使の扇動により、大衆を革命的闘争にかり立てる段階であつて、現在はちようどこの段階に当るとしておるのであります。