1962-03-22 第40回国会 衆議院 大蔵委員会 第25号
そこで、非課税最高限度というものをきめまして、ある一定以上のものについては、通常の従量税のものを、従価税にした場合とバランスがとれるような税率を盛ろうというのが今度の従価税の思想であるわけでございまして、非課税最低限度をどうするかということは政令に譲られております。これからの検討問題でございます。
そこで、非課税最高限度というものをきめまして、ある一定以上のものについては、通常の従量税のものを、従価税にした場合とバランスがとれるような税率を盛ろうというのが今度の従価税の思想であるわけでございまして、非課税最低限度をどうするかということは政令に譲られております。これからの検討問題でございます。
○村山政府委員 非課税最低限度は今後政令段階の問題でございますので、お話のような点も十分研究した上政令できめて参りたい、かように考えております。
(拍手) 第二の、不妥当、不公平な点をあげるならば、非課税最低限度が低過ぎるということであります。農民、零細自営業者、低額給料生活者に対し思いやりが少なく、先進諸国に比しても重過ぎる税負担を是正していない点であります。さらに国民階層間、業種間の公平が期せられていないという点を指摘しなければならないのであります。