1983-03-23 第98回国会 参議院 逓信委員会 第3号
現実問題として、この間校内暴力の問題だとか非行青年の問題で連合審査で議論したって言うんだ、幾つかあるって言うんだ。しかし、家庭の中のしつけというものがやっぱり基礎だというわけだ。いろんなことがあるでしょう。
現実問題として、この間校内暴力の問題だとか非行青年の問題で連合審査で議論したって言うんだ、幾つかあるって言うんだ。しかし、家庭の中のしつけというものがやっぱり基礎だというわけだ。いろんなことがあるでしょう。
そういうことで言えば、現在暴れておるといわれる非行青年だけの問題、校内の学生だけの問題じゃなくて、やはりそこには環境なりあるいは背景なりというものがありまして、その一つの結果として今日の校内暴力というものがある。
○田中(龍)国務大臣 いま六・三・三制をやめて五年制のものを制度的に加えたからといって、いまの校内暴力が俄然なくなり、非行青年がなくなるとも実は私は思っておらないのでございます。むしろ、貴重な御意見として、制度の改正の問題はやはり真剣に研究もしていかなければならぬと思っております。
子供は本当に日本の国の宝ですから、この宝を大事にするようにみんながやっていただく、また宮地先生もいろいろと御案があるようですから、私にも教えていただきまして、私も最善の努力をして、本当に非行青年と自殺がなくなるような社会を築きたいと思うし努力します。
全国の青少年の中に好ましからざる非行青年がおることは事実だ。だから全国の青少年に対して対策とは、一体どういう意味でこういうものをつくられたのか。これは全国の青少年を侮辱するものであると私は思う。だから、ここにも「青少年の指導、育成、保護及び矯正」、こうやりてある。矯正というのはほんの一部ですよ。それに対策本部とぎょうぎょうしく、総理や総務長官が本部長や副本部長になっている。
それが私は、政府がいま直ちにやってくださるべきことであって、婦人を家庭にかえす、そうすれば非行青年問題なんか解決するなんていうなまやさしいことではないのであって、そういう点の認識をひとつ改めていただいて、この問題についてのひとつ計画を立てていただくといいと思うのですが、いかがでしょうか。
非行少年、非行青年等は、いわゆる取り締まり上の問題もありまするけれども、よってきたるべき原因に対していかに善処するかという問題等については、各省に関係があるが、しかしながら、特に青少年教育に非常な関係のある文部省としては、いわゆるこれらの問題の七割も八割も文部省に関係があると言ってよいのではないかと思うのであります。
かつて孟母三還の教えというのがありましたけれども、かりに孟子のおかあさんがおりましても、公団のくじが当たるまで、赤線区域の近所から早く移ろうと思っても十年以上かかりますから、そのうちに血気盛んな孟子はもう非行青年におい立ってしまう。
犯罪者その他非行青年の温床といわれている家庭をごらんになりますと、全部とは言いませんが、かなり家庭ないし家族構成あるいは居住条件の狭さ、偏狭さという問題が出ていると思うのです。さらにそういう点に関連しまして、社会全体あるいは政治全体の立場からするとるべき施策、設備の提供というような考え方、これも当然出てまいると思います。
先ほど来、非行少年なり非行青年がたいへん出るというお話を承りましたが、私も昨年産炭地の学校を視察に参りまして、産炭地の小学校なり中学校には、他の地方は一学級の人員を四十九名と、こういうことに考えるようになっておるのでございますが、特別な処置を講じて、産炭地の学校には三十七人でも一人先生を配置する、あるいは四十名でも一人配置をする、よけいに先生を配置をして、そして学校における指導においても手抜かりのないようにする
特に最近の傾向として、警察庁からお話になりましたように、一見経済的にも問題のないような中流以上の家庭においての子弟から非行青年が出るというようなことを見ますと、ある者は幼少からの過保証というようなものが原因になっていることもございましょうし、あるものは放任というようなことがだんだん積み重なってきて、ささいな日常の行動でしつけるべきこと、そういうものを欠いてきたことがだんだん積み重なって、ある状況に立
○竹内(壽)政府委員 仰せのような少年犯罪、非行少年、非行青年を含めましての暴行でございますとか、私どもも日夜憂慮いたしておるのであります。
今日、孟母三遷の教えなどと申しましても、もう三たび家をかえることは困難でありまして、さすがの孟子さんのおかあさんもとほうにくれて、孟子は、長じて聖人になる前に非行青年になっていたかもしれない、こう思うぐらい住宅難は深刻でございます。一たび住んだわが家を収益の対象として移るということは困難でございます。
これは先ほど御説明申し上げましたのでございますが、第一は法秩序の確立、第二は非行青年対策、第三は交通事件処理対策の整備強化、第四に登記事務処理の適正迅速化、あるいはこれに関連いたしまして執務体制の是正改善、こういったことを、政策的と申し上げていいかどうかわかりませんが、事業のほうから取りまとめますと、以上申し上げましたような点に重点を置いて予算を折衝いたして参った次第でございます。
それは恵まれない青少年だって一ばいおりますよ、非行青年だって一ぱいいる、今、青少年問題のたいへんな時期にあるのじゃないかと思うのですよ。そういう場合に、青少年問題協議会というのが年間八千万円という膨大な資金をかけまして、しかもそれが、協議会が直接やる大部分の仕事の内容だということになっては、どうも本末転倒じゃないかという感じが私はするのです。
おとなの社会が悪いということが大きな原因ですが、私は非行青年が出てくる必然性が相当あると思うんですよ。そういう者を事前にチェックしていい方向に向ければ、社会的、国家的に見ても発展性が大きいわけですからね。だから、飛躍的な意欲的な予算を組まなければならぬと思うんですよ。 それからまた、婦人の場合でも、まだ日本の婦人は力を出し切っていないと思うんです。
私は一つ一つ知りませんけれども、幾つかの非行青年のことで頼まれまして、調査官にお目にかかって、とっくりお話したことが何回かある。やはりりっぱな人たちです。尊敬すべき多くのものを持っておりますが、今申し上げるような、やはり世の中の甘い、すいは、経験の中からでないと生まれてこないのではないか。これは私の二、三の経験からものを言うのは軽率かもしれません。
こういうところから非行青年が出てきているのです。こういった児童憲章の一つすら守られてないところに、現在の非行青年というものが出てくる共通の病根があるのであります。私を文部大臣にしてごらんなさい、私は即座に、全部の子供を金がなくても能力のある子供は学校にやるだけの、予算措置を講じなくたってそんなことはできますよ。
それから同時にあなたの方の下部機構である福祉事務所を中心に、たとえば非行青年とか虞犯青年といいますか、そういうものを中心にした会が行われておる。これは警察も加ってくる。ところがその間の公民館なり社会教育の行うところの運動と、あなたの方の下部の行う運動とが何ら有機的な連絡がない、同じことをしょっちゅう別々にやる。