2015-03-31 第189回国会 参議院 文教科学委員会 第3号
○柴田巧君 今回の調査の中でも、さっきも触れましたが、自宅が非行グループのたまり場になっていたり、あるいは保護者の協力もなかなか得られない、あるいは本人と連絡が取れない、先輩を通じて暴走族との交際があって暴行を加えられるといったような事例もあったと聞いておりますが、危険にさらされる子供をやっぱり一人でも減らすためにも、更なるまたしっかりとした調査をやっていただかなきゃならぬと思います。
○柴田巧君 今回の調査の中でも、さっきも触れましたが、自宅が非行グループのたまり場になっていたり、あるいは保護者の協力もなかなか得られない、あるいは本人と連絡が取れない、先輩を通じて暴走族との交際があって暴行を加えられるといったような事例もあったと聞いておりますが、危険にさらされる子供をやっぱり一人でも減らすためにも、更なるまたしっかりとした調査をやっていただかなきゃならぬと思います。
その大綱には、今おっしゃったようないろいろな子供の育成、各年齢期に応じた、どういうふうに育てていくかということとあわせまして、そういう困難を抱える少年、いじめや虐待に遭っている少年もそうでありますけれども、それに加えて、不幸にしてそういう暴走族に入ったり非行グループに入ってしまったような子供に対してどうサポートの手を差し伸べていくか、これが重要課題の一つということになっているところでございます。
公立小中学校におきまして不登校が継続している理由などを調査いたしますと、いろいろな要因が絡み合っていることではございますけれども、例えば、嫌がらせをする生徒の存在や、教師との人間関係など、学校生活上の影響から登校しないといった、学校生活上の影響が理由と考えられるもの、あるいは遊ぶためや非行グループに入ったりして登校しないといった、遊び、非行が理由と考えられるものなども見られるところでございます。
街頭犯罪というものは、先ほど申しましたようにふえておりまして、その大宗が青少年でございますから、非行少年の効果的な取り締まりとか、非行グループへの加入を阻止する、そして立ち直り対策というものを推し進めていく、こういったようなことを総合的に考えなければいけないと思っております。
次に、一応従来型といいましょうか、万引き、バイク窃盗、それから非行グループ、暴走族、そのようなルートをたどるような通常の非行少年について考えてみたいと思います。 彼らに規範意識が欠けていること、それを養わなければならないことについては私も全く同感です。ただし、その方法については厳罰がそれに結びつくとは思いません。
これらの事件について、暴走族など従来の非行集団が関与している割合はほぼ横ばいで、ゲームセンターなどで顔見知りになった新しい形の非行グループが犯行の増加につながっている、こういうこともあります。
○木宮和彦君 この問題は非常に古い話でございまして、たしか昭和五十八年に横浜市内の中学生を含む非行グループが浮浪者を殺したのが始まりでございまして、六十年がピークで、今文化庁の長官をやっている遠山長官が当時中学校課長でございますから、大分古い話です。もう十年ぐらい前です。そのときに、児童生徒の問題行動に関する検討会議というものをつくっているんですね。
施設内でのレイプ、非行グループに計画的連鎖的に犯され続けたケース、身近にいる大人に何年も性の奴隷にされてきたケース。生きる場で一番問題なのは、本人が望まないのに無理やり施設に入れられるとか、いろいろあるわけです。こういうのは大変な問題なんですよ。
そこで、登校拒否にはいろいろな原因があろうかと思いますが、またタイプがあろうかと思いますが、私どもの調査によりますと、学校という集団生活の場になじめないケースとか、それから、遊びとか非行グループに入って登校しなくなったケースとか、ないしは不安など情緒的混乱によって登校しないケースなどいろいろございます。
例えば学校という集団生活の場になじめなくて登校できないケースとか、学校へ行きたいんだけれども不安などの情緒的な混乱がございまして登校できないとか、さらには非行グループに入っていて登校しないなんというケースもございます。
学校という集団生活の場になじめないで登校できないケースもございますし、それから非行グループに入って登校しないというケースもございます。また最近は、不安などの情緒的混乱によって、登校したいのだけれどもできないというお子さんもいらっしゃいますし、いろいろなタイプがございます。
○菱村政府委員 今御指摘いただきました数字がどの数字なのかわからないのですが、ことし発表しましたのでは、要するに学校生活に起因するものとして三九・八%、家庭の問題が三一・八%という数字を出しておりますし、また別な登校拒否のパターンといいますか態様としては、要するに遊び型、遊ぶためとか非行グループに入って登校しないという怠学が数字としては一六・六%でございます。
いろいろ、不良少年の巣窟になっておりますとか、暴走族、非行グループのたまり場になっているとか、窓ガラスが割られ、破廉恥な落書きがいっぱい、危険で、寒冷地でもストーブを使えない、ことし佐世保の日宇駅ではトイレ内で遺失物隠匿事件が起きた、昨年、一昨年久大線云々と、駅員がいないばかりにと報告されている、たくさんこの例が挙がっています。
こういう形で非行グループが広がっていったのであります。全く教師の指導は入らない状況でした。授業中といえども教職員室、校長室に、時には十名近い生徒が遊んでおります。校長室のソファーに長々と土足のまま寝ころんでいる姿を時折見かけるわけですが、それを無理やり追い出そうとしますとそこでトラブルが発生し、対教師暴力へと発展をするという状況であったようであります。
そこで、何とかならないものでしょうかというのが私のところへの相談だったわけですけれども、このように、非行になったためにたばこを吸うのか、たばこを吸ったから非行になるのか、その辺のことはどっちが先か私はよくわかりませんけれども、いずれにしましても、非行グループと言われるようなグループは、ほとんどがたばこを吸っているということです。
ところが、貧しい、おしめののれんをかきわけて入るような家に住んでいる子供たちというのは、二DKに四人も五人もあるいは六人もいると落ち着く場所がありませんから、外をうろうろして、非行グループに誘われる、暴走族になっていく、こういうケースが非常に多いんです。あるいは、公園がありませんから、エネルギーを発散させる機会が少ないわけです。
その間に、その子の非行グループというんですか、その非行グループと手を切らせました。いろいろあったんですけれども。そしてようやくそのかいがありましてほかの高校にはいれました。その子といまもって交流を続けているそうなんです。もちろん両方とも結婚したんですけれども。その青年が教えた暴力と手を切った子供、といってももう結婚したんですけれども、その人がその青年にこう言ったそうです。
実は私の子供の行っていた学校なんかでも、「校長先生、電話です」というのが校内の合い言葉になっておりまして、外に妙な非行グループが来ると突然校内に、授業中であろうと何であろうと「校長先生、電話です」と。こうなると一切表に顔を出してはいけないみたいな、何か学校のやり方が妙に子供たちを人格的にゆがめているような教育の形態がありはしないか。
と同時に、卒業生の非行グループとの活動を強める。あるいは三年の一学期になると、ますます勝手気ままな行動が目に余るようになってくる。他校との暴力事件などがある。そうしたことの結果としてひどい暴力事件を起こして、そして警察が逮捕に踏み切っているわけであります。 この子供が二年の一学期から目に余る行為をしておって、それに対して学校が何をしておったのですか。
私どもといたしましては、この実態を見てみますと、暴力団の方から非行少年あるいは非行グループに働きかけてこれを取り込んでいくというような形と、それから非行少年と非行グループの方から積極的にこれに参加していくというようなケースがあるわけでございます。警察といたしましては、何といってもそういう事態をできるだけ早く発見をする。そして暴力団との縁を切るように適切な補導をしていくということが大別であろう。
五番目には、中高校生の粗暴非行グループによる教師に対する暴力事案が百六十一件も発生しておりまして、増加の傾向にございます。 それから六番目には、暴走族による強盗、婦女暴行等悪質な非行が目立っております。 それから七番目には、シンナー等の乱用によって補導された少年が三万七千人を数えておりまして、これも多発の傾向にございます。
学校関係につきましても、進学率が相当高まりまして、授業についていけない少年少女がドロップアウトいたしまして、それが非行グループをつくり、軟派、硬派、いろいろな形における非行事犯を多発させておる、こういうふうなことにも相なるわけでございます。