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2345件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1968-03-25 第58回国会 参議院 予算委員会 第6号

○国務大臣(佐藤榮作君) これは、私が申しますのは、いまやや非核三原則がいかにも同様の結論のようにも思いますけれども、各党の間で相当相違がある。これだけの相当相違があることがこの問題を本来の姿に扱わないことにもなるのじゃないかと思います。このごろの新聞などをごらんになると、非核三原則国会決議、これはたぶんに党略的なものがあるというような批判等も出ております。

佐藤榮作

1968-03-21 第58回国会 参議院 予算委員会 第3号

沖繩その他の関係も多少変わりつつございまするし、中共核実験等もございまするが、中共方面その他あらゆる方面につきましては、日本非核三原則を堅持しておるわけでございまして、総理がたびたび言明されておるごとく、それに対処いたしまする方針といたしましては、アメリカ核抑止力に依存する、こういうことでございます。その他のことは基本方針といたしまして、昭和三十二年五月の方針を変更する必要がない。

増田甲子七

1968-03-19 第58回国会 参議院 予算委員会 第2号

羽生三七君 これから具体的な質問に入りますが、衆議院段階で必ずしも明らかでなかった問題がありますが、それは非核三原則は認めるが、アメリカ核抑止力には依存する、ということは、具体的にはどういうことか。つまり、日本には持ち込まない——持たず、持ち込まない、その場合には。しかし、アメリカ核抑止力には依存する。

羽生三七

1968-03-19 第58回国会 参議院 予算委員会 第2号

羽生三七君 これは条件のむずかしいことはわかるけれども、非核三原則を打ち出した以上、それはもう明確に沖繩についてもそれを適用する姿勢で、返還交渉にどんなにむずかしくても、私はそれを貫かれることを期待いたします。  そこで、これは三木外相お尋ねをいたしますが、ベトナム問題が片づいたあとでも、なおかつアメリカがアジアにおいて軍事力を維持することをあなたは期待されるかどうか。

羽生三七

1968-03-19 第58回国会 参議院 予算委員会 第2号

そこで、最後に、この非核三原則に基づく国会決議の問題についてお尋ねをしたいと思います。私は、純粋な合理的な質問をするつもりです。施政方針では三原則を打ち出されました。これは総理施政方針演説がここにありますが、追加の一原則は載っておりません。三原則だけが載っておるのです。追加の一原則答弁の過程で出てきた。それから、これは施政方針の中で一言半句も出ておりませんね。

羽生三七

1968-03-18 第58回国会 衆議院 本会議 第13号

以上のほか、質疑は、ベトナム和平の促進、核拡散防止条約または核兵器使用禁止協定に対する態度安保条約事前協議の運用、米国沿岸警備隊日本駐留根拠沖繩返還核基地の取り扱い、B52の沖繩駐留、北方領土の返還北方漁業安全操業確保等の外交問題をはじめ、政府憲法に対する認識、非核三原則非核武装決議に対する態度、物価の抑制及び再販売価格維持契約の規制、行政機構の改革及び防衛庁、公社、公団等高級職員

井出一太郎

1968-03-17 第58回国会 衆議院 予算委員会 第18号

あなたは、国会議決されることについては、されれば尊重いたします、それから民主的に党内を取りまとめる努力もいたします、そういう御答弁ですが、この非核三原則国会議決にするために努力せられる意思があるかないか。これを最終的に申し上げます。先ほどのいろいろな説明はもうよろしゅうございます。安保の問題とか、そういうことはよろしゅうございます、私も、それについてはそれぞれ説明申し上げておるのですから。

山本幸一

1968-03-17 第58回国会 衆議院 予算委員会 第18号

その野党の諸君の考え方を縛るつもりはございませんが、私がただいま非核三原則を出しておるこのことは、いわゆる核兵器の製造もしなければ、持たない、持ち込みをしないという非核三原則は、日米安全保障条約というものがあるから、その説を主張しておるのだ、こういうことを私ははっきり申しておる。このことを御承認くださるならば、これは進み得ることだろう、私はかように思います。

佐藤榮作

1968-03-16 第58回国会 衆議院 予算委員会 第17号

佐藤内閣総理大臣 非核三原則というと、ちょっとことばが不十分かと思います。私は、核兵器についてはこれを持たない、これを製造しない、これを持ち込みを許さない。核兵器とはっきり言っているのです。したがいまして、わが国内におきましても、新しい時代、この時代におきまして、核エネルギーを平和的に利用すること、これはもうやぶさかではない、いな、積極的であるべきだと私は思っております。

佐藤榮作

1968-03-16 第58回国会 衆議院 予算委員会 第17号

だから、いまの非核三原則ですか、核兵器をつくらないとか、持ち込まないとか、あるいは持たないとか、こういう事柄は、一つ背景があって初めて言えることなんです。その背景を無視して、そうしてその三つだけがぽっかり出てくる、こういうものじゃございません。だから、その背景についての意見をいま述べた。それさえ十分御了承できれば、それはもう問題ございません。

佐藤榮作

1968-03-12 第58回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号

松本(善)分科員 結論を申しますが、この非核三原則はくずれていないというのは事実に反すると思います。実際上くずれているのです。領土、領空、領海の中に入ってきている。それで、ポラリス潜水艦の例を出しましたのは、非核三原則をくずしただけではなくて、さらに事前協議対象からも除外している、これも一つの例なんです。こうやって一つ一つ事前協議対象からなくなっている。

松本善明

1968-03-12 第58回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号

しかし、ポラリス潜水艦沿岸に来て、そうして……(松本(善)分科員「この限度非核三原則をくずしたのかというのです」と呼ぶ)くずしてはいません。持ち込みはいけないというのですから、ただ公海から公海をすっと通り抜けることを核を持ち込んだという解釈にすることは、それは持ち込んでないのでありますから、核を持ち込んだというふうにはいえない、これは非核三原則に反していないと考えております。

三木武夫

1968-03-11 第58回国会 衆議院 予算委員会 第16号

せっかく佐藤総理大臣非核三原則といって言っておるときに、自衛隊核戦争を予想して、こういう訓練をやっておるんですよ。それを、だから非核三原則と矛盾しそうにあるから、ないとか、草案草案とか、そんなことばかり言うのですよ。だめですよ。これでできますか。全部出してください。国民はそれを知る権利があります。国民はCBRから生き残る権利がありますよ。

楢崎弥之助

1968-03-11 第58回国会 衆議院 予算委員会 第16号

最初あなたは、核の政策で、非核三原則アメリカ核抑止力ということばを使われております。そして、いいですか、三月二日の松本善明委員質問に対して、さらにあなたはやや具体的になりました。非核三原則国会決議するようなことがあれば、安保条約を拘束するとあなたはおっしゃいました。私はその議事録を読んでもよろしゅうございます。いいですか、正確に言いますと、あなたはこうおっしゃいました。

楢崎弥之助

1968-03-07 第58回国会 衆議院 社会労働委員会 第4号

田邊委員 いま両政務次官から、軌を一にしたおことばを受けたわけですけれども、これはちょうどいま佐藤総理非核三原則の問題で言っておるのと、実は同じようなことなんですね。いわゆる国際政治と切り離して考えるべき人道上の問題だと言っておるけれども、現にそれは二回にわたる閣議決定で、帰国を打ち切るという政府態度をきめておるのですよ。

田邊誠

1968-03-06 第58回国会 衆議院 外務委員会 第2号

ただ、核の抑止力ということを考えたときに、アメリカにいろいろ考えがあるだろうから、やはりそういうことを勘案して非核三原則というものは決議できないんだ、こういうふうに言われますと、現段階ではとてもそういうことはできないと言われる理由が私はわからない。いまの段階では当然できるんじゃないか。

戸叶里子

1968-03-06 第58回国会 衆議院 外務委員会 第2号

それは何かというと、いままで、非核三原則を中心にした非核決議国会でしようではないか、内外に宣明しようではないかと言ったのに対して、当時、池田内閣までは、それはもうきまっておるのだ、方針として不動の方針だ、屋上屋を重ねるから、余分なことだからやらないのだと言っておった。あなたになると、今度は四原則を持ち出した。

穗積七郎

1968-03-06 第58回国会 衆議院 外務委員会 第2号

いま、穗積委員から、非核三原則安保条約問題等についてちょっと触れられましたけれども、私もちょっと理解に苦しむところがありますので、この点について、もう一度伺ってみたいと思います。  非核三原則というのは、製造しない、持たない、持ち込ませないというのですから、国民から見ると、やはりそれだけの決議ぐらい、総理が言っていることばなんだからいいじゃないかという素朴な考えがあると思うのです。

戸叶里子

1968-03-02 第58回国会 衆議院 予算委員会 第11号

まず最初に、問題になっておりましたところの例の米審の問題について、さらに非核三原則の問題について、この二つについては、予算委員会総括質問が終わるまでに回答いたします、こういうことになっておるわけであります。きょう一応ここで総括質問が終わることになるわけでありますが、この回答については、いつ行なわれるか、ひとつ御回答願いたい、こう思うわけであります。

森本靖

1968-03-02 第58回国会 衆議院 予算委員会 第11号

松本(善)委員 そうすると、この内容には政府は賛成だという趣旨だと思いますが、この委員会総理は、これと同様の、総理が言った非核三原則決議することには反対だということを言われました。その理由として、核の四政策の中の一環としての非核三原則なんだ、アメリカ核抑止力にたよる、すなわち、安保条約のもとでの非核三原則だから、決議反対だという趣旨のことを答弁されたと思います。

松本善明

1968-03-02 第58回国会 衆議院 予算委員会 第11号

松本(善)委員 先日の委員会で、同僚委員質問に答えて佐藤総理は、沖繩核つき返還の場合には非核三原則は消滅することは、論理的にはそうなると答えられました。本土の場合も同様に、このアメリカ安保条約の中身を制限することになってはいかぬ、だから本土の場合も同様に、場合によっては、あなたの言っている非核三原則は消滅する、そういうような性質のものでありますか。

松本善明

1968-03-01 第58回国会 衆議院 予算委員会 第10号

たとえばでございますよ、本会議においてわが西村委員長並びに江田さん等々の非核三原則質問に対しまして、総理はかような答弁をされておる。「私はこの際、この機会に国会においてかような決議をされる必要はないように思っております。私はそういう意味で反対であります。はっきり申し上げておきます。」と、こう御答弁されておる。

麻生良方

1968-02-29 第58回国会 衆議院 予算委員会 第9号

しかし、いずれにしても、あなたは、沖繩返還の際に、沖繩核基地があればその非核三原則がくずれるということだけは、理論的には明確になったわけです。そういたしますと、日本非核原則あなたの言う非核三原則というのは、要するにここ数年の運命にしかすぎない。非核三原則というものをあくまでも貫くためには、沖繩核基地抜き返還をやらなければならぬわけです。

川崎寛治

1968-02-28 第58回国会 参議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第4号

その前に私、お聞きいたしたいのでございますが、先ほどから非核原則まあ四原則の話も出ております。これは本土日本国土に適用される原則と思っております。したがいまして、沖縄施政権返還される場合に大きな問題になることは当然のことと存じます。返還されますれば、アメリカ施政権はございません。このときに当然三原則が適用されるわけでございます。

山川泰邦

1968-02-28 第58回国会 参議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第4号

初めに、知花さんと自民党の方だれか一人にお答えいただきたいと思いますが、もう言うまでもなく、佐藤内閣態度は、沖縄核つき返還はしないと、こういうことの明言もございませんし、また、非核三原則も通用されない。あるいは核つき返還を示唆するような答弁も発言もされております。このような佐藤内閣沖縄返還に対する態度、核にからまっての態度、これについてどのようにお感じになるか、これが一点。  

黒柳明

1968-02-28 第58回国会 参議院 沖縄問題等に関する特別委員会 第4号

現在、非核三原則並びに核拡散防止条約等々により、国際的にも、また本土日本におきましても、この核に対する国政、国策というものがこれから打ち立てられようとしておることをわれわれは理解しておりまして、この国策沖縄にも同じように適用される、同じような考え方沖縄の住民の安全保障考えてもらいたいということが切なる要望であります。

大田昌知

1968-02-28 第58回国会 衆議院 予算委員会 第8号

したがって、ただ一つこれだけはわれわれも合意し得るという非核三原則の問題について真剣に私は考えておるのです、合意がしたいから。ところが、こういうことで合意できるであろうかと心配があるから、それを出しておるのです。それを、装備については秘密だからできないというのは、どういう根拠に基づいてそれができないのでしょうか。審議ができないんです。

楢崎弥之助

1968-02-28 第58回国会 衆議院 予算委員会 第8号

そこで、以下私は非核三原則の問題に移りたいと思うのです。  この非核三原則総理が言われて以来、私どもは双手をあげて賛成したのです、これはたいへんいいことだ。こういう点は、国民が全部合意できると私は思うのです。だから、わが党の山本書記長が、総理が言われたことをそのままひとつ国会決議にしようじゃないかと言ったのはそこなんです。

楢崎弥之助

1968-02-27 第58回国会 衆議院 予算委員会 第7号

総理は、本会議におきまして非核三原則ということをはっきり申された。この限りにおきましては、私も総理に全然同感なんだ。非核原則われわれもろ手をあげて賛成する。ところで、われわれが、そうならばひとつ与野党一致して国会非核三原則決議を、総理が言ったとおりのことをお互いに一緒になって共同提案で本会議議決をしようじゃないか、こういうことになりますと、総理は、どうもその点はっきりしない。

畑和

1968-02-26 第58回国会 衆議院 予算委員会 第6号

沖縄返還されて本土になった場合、この沖縄総理非核原則、つまり核を持ち込まないという方針ですね。これはいろいろあなたのおっしゃるように紆余曲折があろうかと思います。しかし、あなたのお気持ちとして、この非核方針沖縄にも適用したいというお気持ちがあるかどうか、このことを伺いたいのであります。

矢野絢也

1968-02-26 第58回国会 衆議院 予算委員会 第6号

そして総理非核三原則を明瞭に打ち出されておる。当然この非核方針というのは日本本土全体に及ぶものと理解されるわけであります。そこで、沖縄が将来返還されて本土になった場合、沖縄にも当然非核三原則を適用したほうがよい、適用するんだとお考えになっておるかどうか、この点について伺いたいと思います。

矢野絢也

1968-02-07 第58回国会 衆議院 予算委員会 第3号

しかも、佐藤総理生命をかけてでもと言った非核三原則を踏みにじって、原爆を持ち、三十万人の軍隊を持たなければならぬとは何事ですか。このようなことが、かりそめにもお茶飲み話であったにしろ、あなたの私邸でやったのではない。サロンでやったのでもない。雑談でもない。公式の記者会見でなさるとは私はあなたの常識を疑い、むしろ正気のさたでないと言いたいのであります。しかし、国会ではそれだけでは済まされない。

柳田秀一