1973-09-14 第71回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第10号
たとえば卑近な例は、非常炉心冷却系統とかいった安全系統がそのいい例でございますが、そういった原子炉の事故に非常に関係のありますような重要な施設に対しましては、そのほか安全研究ということを盛んに行ないまして、できるだけ実際に実験によって実証した上でその性能を内輪目に評価していこう、評価に取り入れていこうと、こういう立場、つまり安全研究あるいは安全実験によって実験的に実証した上でそれを取り入れていくと、
たとえば卑近な例は、非常炉心冷却系統とかいった安全系統がそのいい例でございますが、そういった原子炉の事故に非常に関係のありますような重要な施設に対しましては、そのほか安全研究ということを盛んに行ないまして、できるだけ実際に実験によって実証した上でその性能を内輪目に評価していこう、評価に取り入れていこうと、こういう立場、つまり安全研究あるいは安全実験によって実験的に実証した上でそれを取り入れていくと、
私は、軽水型動力炉の非常炉心冷却系統の問題につきまして、概要を御説明申し上げようと思います。 それで、最初に非常炉心冷却系統、略してECCSと呼んでおりますが、それが何のために必要であるかということから簡単に御説明申し上げますと、原子炉の万一の重大事故の場合に、放射能の放散を抑制する必要があるわけでございますが、そのためには大量の燃料の破損とか溶融を防止する必要がございます。