1959-02-17 第31回国会 参議院 大蔵委員会 第7号
銀、白金、ダイヤモンドの非常回収は昭和十九年の七月ないし九月ごろから始められまして、翌二十年の八月には終戦となりましたので、大部分の回収貴金属は国家目的に使用されないままで残つておりまして、ここにあげております機関から連合国占領軍に接収されておるのでございます。
銀、白金、ダイヤモンドの非常回収は昭和十九年の七月ないし九月ごろから始められまして、翌二十年の八月には終戦となりましたので、大部分の回収貴金属は国家目的に使用されないままで残つておりまして、ここにあげております機関から連合国占領軍に接収されておるのでございます。
なお、現在の日本金属株式会社、当時の金属配給統制株式会社でありますが、これは非常回収と申しますか、ちようどダイヤモンドの供出と同様の状況におきまして供出をされました金銀を持つておりましたのと、さらに固有の統制業務をやつておりましたので、当時は、各鉱山から出て参ります新産金等につきましては、一応この統制会社で買い取りまして、そこから政府に納入をするということに相なつておりまして、そういうもの、それからさらに
○窪谷証人 若干趣を異にすると申しましたのは、その接収をされました貴金属の間にやや色合いの違つたものがあるということでありまして、そのごく一部分は、一般の供出の扱い機関として非常回収の分として持つておりましたものか接収されましたものであります。これはほかの貴金属と同様の性格のものであろうというふうに考えます。
ところがこの機関は、交易営団が扱いましたダイヤモンド関係とはやや趣を異にいたしておるのでありまして、これらはそれぞれ統制的な機関でありまして、本来の統制業務をやつておりますほかに’交易営団が扱いましたような非常回収の仕事もあわせてやつておつたのであります。