2016-10-20 第192回国会 参議院 環境委員会 第2号
今年の五月の二十六日に我が党の辰巳孝太郎参議院議員が国土交通委員会で、このリニアの問題について、品川―名古屋間の活断層帯は具体的に何があるのかという質問をして、文科省は、具体的な活断層帯の名前として、糸魚川―静岡構造線断層帯など七つを挙げております。断層のずれに対しての対策は全く取られていないということも追及いたしました。
今年の五月の二十六日に我が党の辰巳孝太郎参議院議員が国土交通委員会で、このリニアの問題について、品川―名古屋間の活断層帯は具体的に何があるのかという質問をして、文科省は、具体的な活断層帯の名前として、糸魚川―静岡構造線断層帯など七つを挙げております。断層のずれに対しての対策は全く取られていないということも追及いたしました。
この活断層帯につきましては、一つ目が糸魚川—静岡構造線断層帯の南部区間。これにつきましては、発生確率及び相対的な評価も申し上げますと、発生確率はほぼ〇から〇・一%で相対的な評価はやや高いというものでございます。また、次の曽根丘陵断層帯につきましては、一%で相対的評価はやや高い。木曽山脈西縁断層帯主部の南部区間につきましては、ほぼ〇から四%で相対的評価は高い。
これによりますと、活断層の中でも活動度の高い糸魚川—静岡構造線断層帯に沿った長野県北部から中部に至る地域などにおいて確率が高くなっているとされております。 いずれにいたしましても、委員も御指摘のとおり、いつどこで地震が発生するかを予測するのは現状ではなかなか困難でございますけれども、気象庁といたしましては、この地域を初め全国の地震活動を引き続きしっかりと監視してまいりたいと思います。
東日本大震災の影響につきましては、政府の地震調査委員会が、糸魚川—静岡構造線断層帯について地震の発生率が高くなった可能性があるとの見解を発表してまいりました。
○国務大臣(山谷えり子君) 東日本大震災を踏まえ、地震調査研究推進本部地震調査委員会、平成二十三年九月に糸魚川—静岡構造線断層帯の牛伏寺断層を含む区間について地震発生確率が高くなっている可能性があると公表しておりますが、今回の地震が発生した神城断層は当該区間外であったと承知しております。
例えば、今後三十年以内に地震が発生する確率でございますけれども、二〇〇七年の一月一日を基準日といたしまして、例えば糸魚川—静岡構造線断層帯、これについてはマグニチュード八程度で一四%、それから、宮城県沖地震についてはマグニチュード七・五程度で九九%、東南海地震についてはマグニチュード八・一前後で六〇から七〇%程度、南海地震についてはマグニチュード八・四前後で五〇%程度と評価をしております。
東海、東南海、南海地震のほかにも、糸魚川—静岡構造線断層帯、宮城沖地震など、ほかにもたくさんあります。その一つに南関東直下型の地震があり、関東大震災以降七十九年が経過していることから、地震発生の可能性が予測されています。 そこで伺います。
そして、科学技術庁等によりまして所要の調査を完了したものが三つございまして、これは代表的な活断層と言えるかと思いますが、糸魚川—静岡構造線断層帯あるいは神縄・国府津—松田断層帯、富士川河口断層帯、こういった三つの代表的な活断層については、いずれも数百年以内に地震の可能性があるというふうにされているところでございます。
これまでに、重立ったものから申し上げますと、糸魚川—静岡構造線断層帯でございますとか、神縄・国府津—松田断層帯、それから富士川河口断層帯に係ります五つの断層帯がございますけれども、既に評価を終了いたしまして、今後数百年のうちにマグニチュード八程度の規模の地震が発生する可能性が高いといったような評価結果をいただき、これを公表してきているところでございます。
これらの調査のうち、調査データが整ったものにつきましては、地震調査研究推進本部の地震調査委員会におきまして評価を行ってきてございまして、これまでに糸魚川—静岡構造線断層帯、それから神縄・国府津—松田断層帯、それから富士川河口断層帯にかかわります五つの断層帯の評価を終了して公表してきているところでございます。
この高槻−六甲断層帯以外に、日本では、伊那谷断層帯、国府津−松田断層帯、富士川断層帯、糸魚川−静岡構造線断層帯、こういうところではもう神戸の直下型と同じぐらいのものがいつ起きても不思議でない、こういうわけでありますし、そういうことを考慮しながらやっていただきたいと思いますが、このことを、国土庁だけでなくて、実際に高速道路をつくったり直轄国道をどんどんつくったりする建設省にも同様の質問をしたいと思います