1973-05-10 第71回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
これで見ますと、まるでもとの赤線、青線区域がトルコぶろ区域になっているような感じがいたしますね。で、千葉のこの業者なんかを見ましても、「角えび」というのは吉原の有名な女郎屋さんだったでしょう。その「角えび」というのが何軒もあって、「第七角えび」くらいまであるから、ほんとうにあちこちに手を伸ばして近代的なよそおいでやはり婦人たちの肉体を売らせていい商売をしていると思います。
これで見ますと、まるでもとの赤線、青線区域がトルコぶろ区域になっているような感じがいたしますね。で、千葉のこの業者なんかを見ましても、「角えび」というのは吉原の有名な女郎屋さんだったでしょう。その「角えび」というのが何軒もあって、「第七角えび」くらいまであるから、ほんとうにあちこちに手を伸ばして近代的なよそおいでやはり婦人たちの肉体を売らせていい商売をしていると思います。
いわんやこれを再びいわゆる赤線、青線区域というものを復活するというようなことは全然考えておりません。このことは厚生省のみならず、法務省当局も参議院で明確に御答弁しておりますので、いないと思いますので申し上げておきます。
○国務大臣(愛知揆一君) これは率直に申し上げますが、なかなかその実態の把握が困難でございまして、たとえば、ある著名な都市の赤線区域あるいは青線区域等を特定して関係各庁の協力で実態の調査に手をつけている所もございますが、これはというような、的確にその状態を申し上げるに足るような調査がまだできておりませんので、この点も、先ほど申し上げた通りに、まことに遺憾に存じますが、今後とも徹底した調査を進めて参りたい
実は私はこのアマという名のセミ・プロというものは、一番すっきりしない青線区域が白線区域みたいな存在のような気がいたまして、あまりすっきりいたしませんので、よく知りませんし見にも行っておりません。そういうわけで、ましてこの法案の内容も存じません。
ところが、そうでなくて、売春取締法が実施になりますというと、今言われておることは、赤線、青線区域等の婦女の従業員、従業婦が、旅館や、あるいは旅館のみではなくして、料理店、割烹、こういったようなところへずんずん流れ込んでくるのじゃないかということさえも言われている。そうなりますと、これはもう私が単にここで申し上げるだけじゃなくて、一般の通念になっておるようです。
最近警視庁は例の砂川乱闘事件以来態度を何か反省したものとみえまして、今までデモ弾圧に使った警察方面隊を、今度は売春取締りの方へ回して、特に新宿の青線区域あたりに動員のときは五百人ぐらい配置していますし、それから常時花園神社には三十人くらい置いてパトロールしているというふうなことで、他に市民警察の線も相当出てきている。
赤線区域とか青線区域とか、いろいろいいますが、非常に零細なものもあるのじゃないかと思います。
一、二の例をあけますと、赤線、青線区域の警官のみならず、署長クラスの転任、就任に際しましては、はなばなしい歓送迎のうたげが催されておりまして、多額の金品が贈与されておるのでございます。あるいはまたさらに、付近の交番の増改築の場合、ほとんどといってよいくらい、業者の寄付に依存しておると言われます。過日、私は兵庫県の尼崎市へ参りました。
事業開始以来、赤線、青線区域の泥沼に呻吟しているか弱き女性を救出し、また、それらの区域に転落しそうな女性を保護収容し、彼女等の更生を補導する機関として存在するわれわれの施設は、たとえその数において、また、その規模において、小なりといえども、その果して来た役割は貴重なものであったことは、自負してはばからないと思います。
さらにまた、赤線区域、青線区域ともなりますと、夕方から脂粉あでやかに美装しておりまする婦女の方々が街頭に並ばれまして、道行く方々の腕を引き、言葉をかけ、帽子をとり、あるいはまたカバンをとり、さらにはまたからだもろとも屋内に拉入するという魔窟さえも実現しておる次第であります。
婦女の方々の転換の問題につきましては、先刻来伺っております保護更生施設の拡充及び指導によってその目的を達するというのでありますが、今日現存しておりますところのいわゆる赤線区域、青線区域において、家屋を持って、あるいは占有してそこに婦女を住まわせて、そこにおいていわゆる売春をなさっておられる業態の方々につきましては、本法の刑事処分施行と同時にそれが犯罪となるということになるわけであります。
場合によれば、市中にあるところのさかさくらげというものは全部よそへ持っていってしまう、あるいは赤線区域、青線区域をどっかに持っていくというお考えがあるか。そういうところから出発しなければ解決されないのです。ただ絵にかいたもちです。首都圏というもののあり方というものを、現象に圧倒されてだんだん伸びてくるということでは、日本の国はもう立たないのです。日本の国というものはもう独立できないのです。
○委員長(成瀬幡治君) 私も宮城さんの質問に関連して御質問申し上げたいと思いますが、先ほどから青少年の風教の問題等が論じられておりますが、実際青線区域と申しますか、そういうものがどんどん発展して参りまして、小学校の窓からああいう行為が見えるところがたくさん出てきている。あるいは公園に子供が写生に行っても、そういうような所でもそうした場面を見せつけられる。
そして第三でありまするが、これは赤線、青線区域の問題でありまするが、これまたこの売春問題対策協議会の答申がありませんので、従って、ここで私の結論をはっきり申し上げるわけに参りませんが、(「何を言っているんだ」と呼ぶ者あり)この問題についても、この協議会があらゆる角度から検討をいたしておりまするので、この点に対する答申もあることであると私は信じまするので、その答申を尊重して考えたいと存じます。
本法が制定施行されるに至りますれば、いわゆる赤線、青線区域はなくなろうと存じますが、そのかわりに売春婦の街頭はんらんということは当然予想しなければならないことであると思います。 次に第五条以下第九条に至る売春周旋者、いわゆる牛太郎、ポン引きの類、また人身売買を取り持つ人間、いわゆる女衒、それから売春の場所を供与するいわゆる楼主、亡八、昔は轡とも申しました。
一体これをどうするか、それで私は、来たその婦人は一体どこから来たか、この村の者ではない、それじゃどこから来たかということになりますると、どうも察するに都の赤線、青線区域でまあ体が悪くなったか、あるいは年をとって一向相手にされなくなったか知らんが、そういう者が流れ流れてきて、そうしていなかにきた、こういうふうなことになるようであります。
青線区域のごときに至りましては、第三者が介入して、契約のあっせんから成立いたしますまで、これをなしている。そして行為者の意思を代理して行う、こういうことが常例ではないかと思いますので、それをお伺いしたのであります。そういたしますと、売春契約は、男女行為者が契約を申し込み、承諾をして成立せしむるということを常例とするという考え方であるのか。それのみに限るというのであるか。
ことに申し上げるまでもなく、こういう売春等処罰問題は、二十数年来の歴史的沿革を持っておるのでありまして、ことに終戦後におきましても、こういう公娼制度を廃止せられておるにかかわらず、ほとんど脱法的に黙認的に赤線区域、青線区域が生じてきている現在であって、彼らも決してこれを正業なりとしてやっていなかったはずだ、お見残しによって今日まで営業してきたはずでありまするがゆえは、ここに正しいところの法律ができ上
の方面においても深く注意を呼び起されて、そうしてその点で多少の成果を上げているという点、それからきのうの東京新聞によりますと——実はきのう芸者さんたちをこの法案によって取り締るかどうかということが、連合審査会において問題になりましたときに、まず赤線あるいは基地売春の方面が最初にこの法案にかかるものだということと、青線あるいは芸者街におきましては、芸者さんたちは芸によって身を立てるように、それから青線区域
実際赤線区域、青線区域その他街頭のパンパン等ですが、街頭のパンパンは別としまして、赤線区域、青線区域等で実際場所を供与したり施設を経営するというような者は、きのう労働省が発表したところによって、売春をする者の推定が大体五十万、特に十二万九千というものが具体的な対象になるということは伺いましたが、これで飯を食うといいますか、場所を供与したり、施設を提供したり経営したりするなりしてこれで職業を立てておる
私が前段法務大臣、井本刑事局長に幾回となく繰り返した論理の延長でありますが売春そのものを刑事犯として処罰の対象にするのでありますから、これはただ赤線区域とか青線区域だけじゃないのであります。これは、ある人の表現を用いましたならば、必要な社会悪だと言います。
さらに逐次手を伸ばして、いわゆる青線区域、赤線区域といった方面にも、警察の力の及ぶ限り力を注いで参るという気持は従来とも持って参つたのでありますが、遺憾ながら力が及ばずして、そうした面に十分徹底した取締りができていないということは、ここに率直に認めざるを得ないのでございます。
実は、この売春法案が提案せられますと、利害関係のあるところの、赤線区域あるいは青線区域と称せられておるところ、われわれからいえば脱法的な営業をしておって——これは警察庁にもお尋ねしなければなりませんが、全く脱法的でありまするけれども、警察の黙認のもとに吉原とか新宿とかいうところに、いわゆる赤線区域というものがあるのでありますが、こういうところの業者が相当反対運動を展開しておる。
従ってこの性病予防というものに対しても、厚生省は従来ともに強力な施策を行なってきたのでありまするけれども、御承知のように近ごろ、ことにこの三年ばかり前からの傾向として、しばしば論議されましたように、赤線区域に加えて青線区域というものがふえて参りました。この青線区域におけるところの性病の罹災というものは、非常に莫大なものだと思っておりました。
これから青線区域の代表といたしまして、しばらく意見を開陳させていただきます。 青線区域とか赤線区域とか申しますけれども、この名称の根拠がどこにありますか存じませんが、われわれ青線と申しますのは、要するに終戦後のあの悲惨な窮乏生活の中から、われわれは職を得るために、好むといなとにかかわらず現在までその惰性によって生活を続けておるものであります。
それよりもむしろ赤線地区なり青線区域があるために、そこでそういうものを見てきた子供たちの性道徳というものが非常に頽廃している。たとえば中等学校あるいは高等学校でいろいろな問題を起しておりますのは、大体特飲街を通って来たり、そういうものを見ているために問題を起しているのだということもどうぞよくお認め下さいまして、そういう面からも少し御研究下さることを要望いたしまして、私の質問を終りたいと思います。
基地の周辺における赤線区域あるいは青線区域における業者は、吉原などにおける業者のように組合その他の組織を持っておりますかどうですか。
ただ、それじゃ赤線区域、青線区域、あるいは何でもない所というものと同様の効果を現わしておるか、こうお尋ねになりますと、まあ重点的には、たとえば新宿の駅の附近、あるいは渋谷の駅附近、あすこらを相当警視庁は力を入れてやっておりますが、それでは鳩の町とか、あるいは以前公娼制度のあった所はどうかと言いますと、そちらの方は若干私は手が抜けていやしないだろうかと考えておりますが、それらも手を抜かせないようにいたしたいと
かみしもを脱いで一つお話し願いたいと思うのですが、たとえばそうした赤線区域といいあるいは青線区域といっても、昔の公娼時代たち監督なり何なりがあって、ある程度までそうした中間ボス的な、あるいは中間搾取的なものも是正されるという形になっていましたが、今は実際の実情はどうなっているんです。組合なら組合というものに一応まかせて、そうしたものでやって、あるいは警察があれなんですか。