2004-11-18 第161回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
その大規模林道、青秋林道と言いますが、その林道を阻止をしていきたい、そして自然を守りたいという願いが、結果としてそれが実って、そして世界遺産の登録に結び付きました。
その大規模林道、青秋林道と言いますが、その林道を阻止をしていきたい、そして自然を守りたいという願いが、結果としてそれが実って、そして世界遺産の登録に結び付きました。
○岩垂委員 そこで、重要なことを二、三お願いをしたいと思うのですが、例えば私がかかわってきた中でも、知床の原生林を守っていくという運動、あるいは白神山系の青秋林道のブナの原生林を守っていく、あるいは屋久島の瀬切川流域の照葉樹林を守っていく、こういう運動が地域の住民の運動としてある。しかし片方では、林野庁は林野庁の方針でそれを切ろうとしている。最終的にはそれをストップしてくれました。
あるいは大臣の方の青森と秋田の間の青秋林道もクマゲラ云々でこうやる。そうすると問題は、こういったものは自然保護というか鳥類保護というか、私も環境委員会でこの問題をいろいろと論議してきたわけですが、しかし、環境庁の文書には、鳥類の保護と適正な捕獲管理と書いてありますね。
時間がないものでございますから、今度はちょっと北の方に飛びまして青秋林道です。これは建設中止になりましたが私も見てまいりました。白神山地、ここを林野庁さんの方は森林生態系保護地区に指定をしまして、保存地区が一万百ヘクタール、保存利用地区かその他の周辺六千五百ヘクタール、合計一万六千六百ヘクタールにしようとしているわけでございますが、環境庁としてここを自然環境保全地域に指定する考えはありますか。
青秋林道のあれだって、環境が大切だ、こういうことでしょう。それで独立採算制でやれといったって、これはもうでさません。 林業白書を見ても、民有林の木材収入を入れても一年に六千億か七千億です。ところが、公益的機能と言われるものは、国土の保全とか水の涵養とかいうのもやると二十五、六兆というんでしょう。一年に六千億か何かしか入らない。
○政府委員(松田堯君) 青秋林道につきましては、五十七年度から事業が開始されておりまして、現在全体の三分の一程度の事業が進捗しているところでございます。
○諫山博君 私は、林野庁に要望したいんですけれども、青秋林道の作業は相当進められたようですけれども、この作業が始まった後で改めてこの原生林が見直されているという状況があると思います。そして、広範な人たちがあの原生林は残してもらいたいという願いを持っているからこそ一万三千というような今までに想像できないたくさんの人が保安林は解除してもらいたくないという申し出をしているわけですね。
○諫山博君 青秋林道で問題になっている白神地区は、環境庁の方で自然環境保全地域に指定する予定だと聞いております。そして、そのための作業がずっと進められているそうですけれども、環境庁としてはこの地域でどういう自然環境を保全しようとしているのか、どの点に保全の価値があると思われているのか、環境庁にお尋ねします。
例えば知床の問題あるいは青森、秋田県境を走る青秋林道建設問題などなど、きょうは個々の問題についてはお聞きはしませんが、自然保護とのかかわりでは慎重に地元や関係団体の意向を十分踏まえて対応することが必要だと思います。当然大臣もそうお考えになっておると思いますが、大臣、その点いかがでしょうか。
知床、ムツゴロウさんまで行ったようですが、あるいは青森と秋田の間の青秋林道。林道をつくらなければ奥山は開発できない。それじゃ奥山はぼうぼうにしていいのだろうか、こういうことになる。そうはいかない。やはり切るものは切り、植えるものは植える。かつて屋久杉で切るべきか、二、三千年のものをそのままにしておくべきかという大論争をしたわけですが、やはり環境庁が中に入ってくれた。
例えば青秋林道のケースあるいはまた知床国有林のケース、こういったことを含めて、それなりのやはり対応、理論武装、事前のいろいろな協議、いろいろ配慮がなされるべきと思いますが、この辺のところについて、林野庁、御意見があればお聞かせをいただきたい。
日程の第一日は、秋田空港で同空港の環境の状況について説明を聴取、次いで秋田県庁におきまして、県の公害・環境行政の概況、八郎湖の水質の現況と対策、青秋林道計画と白神山地の保全の問題等について説明を聴取しました。その後、寒風山に赴き男鹿国定公園の管理状況を、また八郎湖において水質の状況を、それぞれ現地調査いたしました。 第二日は、八森町管内で青秋林道及び白神山地の現地視察を行いました。
さて、この青秋林道建設の主目的の一つに地域林業、林産業の振興、雇用の拡大等の地域振興、それから地域経済の活性化、こういったようなことが挙げられておりますが、それではまず林道の起点、終点となる八森町、西目屋村、それぞれの人口と、その中での林業従事者の割合、また全所得に占める林業からの所得の割合についてお伺いをいたしたい。
○説明員(田代太志君) 御承知のように、この青秋林道は秋田県、青森県という豪雪地帯にございますので、おっしゃいますように冬期間は積雪のために使用できないというふうに考えております。
○菅野久光君 この青秋林道は豪雪地帯でありますから、冬期には当然使用できずクローズされるであろうというふうに思いますが、林道の実際使用できる期間はどのくらいあるのか。また、せっかく建設してもクローズ期間が長いと経済的価値が余りないのではないかというふうに思いますが、その点はどのようになっておりますか。
それでは、委員長初め環境委員会のメンバーで青秋林道を視察しましたから、これを質問しないと怒られちゃいますから、質問をしてみたいというふうに思います。 最初に、最近、国の原生自然環境保全地域あるいは自然環境保全地域の指定が五十七年ぐらいから激減をしている。
○岩垂委員 私は、きょうは最初に池子弾薬庫の名称変更の問題、その次に石垣市の白保空港、新石垣空港とでもいいましょうか、そういう問題、それから青秋林道の問題、最後にワシントン条約の問題、その四つの問題を中心にして質問をさせていただきたいというふうに思います。 最初に、防衛施設庁お越してございましょうか。この名称変更の理由をお伺いしておきたいというふうに思います、
○岩垂委員 この間私ども見に行きまして、例の青秋林道、奥赤石林道の開削工事に関連をしまして、これだけ全国的な問題になっているものですから、皆さんもそれなりに御努力をいただきたいと思うのですけれども、今調査をしているその最終報告というのはいつごろになるのですか。
そこで私は具体的にお尋ねいたしますが、例えばいわゆる白神山地の原生林におきまして、いわゆる青秋林道というものが今建設されておるわけでありますが、こういうものをやめろという意見がある。こういうものをつくっても、年の半分は雪に覆われているし、青森と秋田の連絡にはほかにも道があるやないかと、そういうような意見があるわけですけれども、こういう青秋林道については再検討する余地はないのか。
○政府委員(田中恒寿君) 青秋林道につきましては私どもの方にもいろいろ意見が寄せられておりますけれども、本当の直接の地元の方々からは林道の開設を要望する非常に強い声もまたあるわけでございます。
そのために何回か予備的な測量をいたしまして、環境へ与える影響の最も少ない線形を選ぶことが必要だと思っておりますが、この青秋林道につきましても、各方面からの環境保全についての御意見が大変強いことから、最初の設計を随分と慎重な再検討を加えまして、これでやれば環境保全的には十分対応し得る設計であり線形であるということで現在でき上がっておるわけでございます。
○津川委員 貿易摩擦に対してはこのぐらいにして、次に、青秋林道とブナの問題に移っていきます。 きょうから六月十一日まで環境週間で、日本の自然保護協会が、きょう新聞の全ページを使いましてこんなことを言っております。 「拝啓 内閣総理大臣 中曽根康弘殿」「日本の文化をはぐくんできたブナの森が、伐採や開発のために各地で急速に失われつつあります。」
○田中(恒)政府委員 青秋林道につきましては、一部自然保護団体の方々のお話しのような意見もございますけれども、青森県、秋田県両方の直接の地元市町村におきましてもこの林道の開設を希望する声は大変強うございまして、県におきましても開設ということで現在これを進めておるところでございます。
特に私きょうお聞きしたいのは、我が国唯一のブナ原生林、今テレビでも新聞でも論議されておる唯一と言われるブナ自然原生林、秋田と青森県境を結ぶ白神山地、標高約千メートルの地帯に林道を通そうとするいわゆる青秋林道問題、これは近くブナ・シンポジウムも開かれまして、また一層世論の注目を浴びるものだろうと私は思っているのであります。
青秋林道につきましても、今お話ございましたように大規模な林道でございますので、事業主体でございます秋田県あるいは青森県側は青森県の両県が地形あるいは地質、それから気象、植生、動物、それから崩壊地とか土地の利用状況というようなことにつきましてあらかじめ調査をいたしまして、この林道を開設することによりまして自然環境の保持だとかあるいは国土の保全にどのような影響を与えるかということについて、調査をして行っているところでございます
○田代説明員 青秋林道の開設に当たりましては、昭和五十六年度に秋田県あるいは青森県が両方で行いました林道のための全体計画調査というものに基づいてやっておるところでございます。
最終報告も同様の視点に立っているとしたならば、青秋林道のルートなど計画変更ということは当然あり得るものだと思うのですけれども、あり得るのかどうか。望ましくないとか自然をそのままにしてほしいとか、それが結論になっているわけですから。
一つは、青森、秋田県境にあるブナの原生林を突き抜けて着工されている青秋林道であります。二つ目は、首都圏にわずかに残る貴重な自然である神奈川県逗子市にある池子弾薬庫に米軍住宅を建設する計画であります。九百二十戸の住宅建設に実に八十万平方メートルという法外な、余りにも広大な自然を破壊する無謀な計画であります。
御指摘の青秋林道につきましては、林道は、森林の適正な管理はもとより、地域の林業振興を図る上でも実は重要な役目を片方では持っております。青秋林道につきましても、このような観点から青森県、秋田県両県が県営事業として開設を進めておるものでありまして、御指摘のブナの原生林の保全には特に配慮してこれを行わんとしておるものと解釈しております。 次に、逗子市にある池子弾薬庫の問題の御指摘がございました。
それから青秋林道につきましても、総理のお答えのとおりでございますが、林業振興ということも考えましていろいろ折衝をさせていただいております。 次に、アセス法案でございますが、これも総理からお答えをいただきましたが、今、政府・与党との調整を進め、今国会に再提出を一日も早くするべく全力を尽くしておるところでございます。どうぞよろしくお願小いたします。(拍手) —————————————
における政府の方針、米の需給逼迫の懸念と水田利用再編第三期対策の考え方、米の需給の逼迫とその計画の策定のあり方、食糧の自給力の維持強化策、農家の経営規模、形態の実情とそれに対応する今後の農政のあり方、土地改良事業の推進、畜産業の経営改善策と子牛、生乳、乳製品等の価格安定策、養蚕業の衰退の原因とその振興策、特に蚕糸砂糖類価格安定事業団の在庫糸の解消策、分収育林制度の国有林野への導入、南アルプス及び青秋林道
○秋山政府委員 まず青秋林道につきましては、秋田、青森両県がその設置を強く希望しまして、環境アセスメントの実施等総合的な検討を加えまして、この森林資源の合理的な利用と保全を図る、さらには地域振興に資するという観点から、私ども両県の主張に基づきまして、五十七年度以降両県が事業主体となって実施しておるものでございます。
○岩垂分科員 もう一度お尋ねをしますが、その調査の結果、つまりブナの原生林を残すということの調査の結果、青秋林道などの問題が当然含まれると私は思うのです。その調査のいかんによっては、青秋林道計画の全面的な見直しということも含めて再検討をお願いするというふうに理解してよろしいか、農林大臣の御答弁をいただきます。