1949-05-18 第5回国会 衆議院 水産委員会 第15号
ただいま流し網の問題を取上げておりましたが、これは北海道と東北において、特に青森縣等が問題になつたのでありますが、過去にほとんど流し網でさんまを漁獲しておつたのであります。その流し網は大羽いわしと同じものであります。
ただいま流し網の問題を取上げておりましたが、これは北海道と東北において、特に青森縣等が問題になつたのでありますが、過去にほとんど流し網でさんまを漁獲しておつたのであります。その流し網は大羽いわしと同じものであります。
本件に対しましての政府当局の意見は、可及的にその趣旨に副つて目下努力中とのことでありますが、本委員会におきましては更に河崎ナツ議員から、ただに岩手縣のみならず、無縁故引揚者の集團的收容割当地であるところの北海道、青森縣等についても、ひとしく引揚者子弟の教育施設対策を樹立して欲しいという旨の要望がありました。本件の報告にこの点を附加えることは委員会の一致した希望事項となつております。
それからもう一つ、岩手縣、青森縣等の東北におけるところの林野の荒廃につきましては、アイオン台風とか各種の災害によりまして、たいへん憂うべきことと存じ上げるのでございますが、特に総合燃料対策といたしましては、これから冬季に及ぶ関係もありまして、この面に関するところの復旧は相当急を要するものと思うのでありますが、先ほどのお話にありましたように炭がま等も相当の破損があるということでありまして、それに対する
荷受機關があるために鮮魚類は非常に高くなつておりまして、酒田市民はもちろん、縣下の消費者階級から、荷受機關に對しては怨嗟の聲が放たれておるのでありまして、私ども北海道の船主、あるいは青森縣等の業者の方方にお伺いしてみますると、ちようど荷受機關を經て水揚しなければならぬということから、たとえて言うならば、にしん一貫目十圓で買えるものが荷受機關があるからそれが二十圓になるということが平氣で行われておるのであります