1959-09-10 第32回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第3号
○大和与一君 関連して大臣に一つだけお伺いしますが、青山調査団を含めた志免問題特別調査団は、それは一応結論を出したわけです。大臣とされてはより慎重によく調べなければならぬから、なお専門家にも聞いて政府としての態度をきめたい、こういうお気持はわかるんですが、一体、それはこの特別調査団にまさる、あるいはこれと同じような実力のある人がいるのか、あるいはそういう機関があるのか。
○大和与一君 関連して大臣に一つだけお伺いしますが、青山調査団を含めた志免問題特別調査団は、それは一応結論を出したわけです。大臣とされてはより慎重によく調べなければならぬから、なお専門家にも聞いて政府としての態度をきめたい、こういうお気持はわかるんですが、一体、それはこの特別調査団にまさる、あるいはこれと同じような実力のある人がいるのか、あるいはそういう機関があるのか。
論議の中心になっておったので、私は大臣になりましてから十河総裁にもやはり事理を明白にしたらいい、そうしてはっきりしないといろいろな意味で疑惑を受けては十河さん個人はもちろんのこと、国家のそういう問題についてまあいろいろ疑惑があれば、いろいろ国鉄が今後仕事をするについても不測のなにを受けるんだから、従ってそれを明白にしたらいいということを、ちょうど組合側からも委員の選出がありまして、組合側の調査団と青山調査団
○国務大臣(楢橋渡君) ちょっとそれは私の説明が悪かったんですが、青山調査団を含めたあの志免調査団の報告もなまのままなんです。専門家というのを別に作るわけじゃない。おそらくそれを評定する通産省その他にそのまま出して判定を受けたい。
○楢橋国務大臣 国鉄がどうかつの意味で言っておるかどうか私は知りませんが、少くとも国鉄としてはあの山の経営その他についてしばしば声明いたしておりますように、どうしても総合開発をやらなければこの山の生命を保てないのだという見解を持ち、また青山調査団その他もそういうような見解等を持っておるのでありまして、客観的情勢が非常に悪くなりましたから御説のような議論も出ますけれども、国鉄がこのままこれを経営していくということについて
○楢橋国務大臣 ただいま河野委員のお話のように、青山調査団と、それから組合から推薦されました調査団はおのおの公正な立場からそれぞれの信念に基いて調査報告が出ておるのでありまして、その調査報告を両方とも、つまりなまのまま専門家の判定を受けるということが一番妥当な方法であると私は信ずるのであります。
だから組合側から出されました調査も、それから青山調査団が出されました算定方法も、専門の判定する人にそのまま出したらいいというのが、私が国鉄に指示するときの一つの方針なんです。
それからまた、青山調査団の報告でありますが、これは調査団が報告するのでありますから、私がかれこれ言うべき筋合いでないと思います。
それについて、やはり今のお話の中にもあったように、十分に、打ち合せをする場合にも、親切なそういう手続というものも私は必要ではないかと思うのですが、いずれその青山調査団のお帰りになった後の報告や、またそういう経過については、国会でもお尋ねをしたいと思っておりますが、総体的に私はまあ今の意見はわかりましたが、大体、当局の今のスケジュールでいきますと、いつごろそういう点について国会には報告ができるとお考えになっておりますか
○十河説明員 青山調査団は専門家でありまして、それが長い間かかって調査をした結果を私に答申してくれたのであります。その青山委員長が自信を持って答申されたということ、それは当然だと思います。それから私は数年来懸案の問題を慎重審議の結果政府に申請して、政府が方針を決定してくれたのでありますから、その決定を軽々に変えるなどと言うべきでないということ、これまた当然じゃないかと思うのであります。
その決議の趣旨に従いまして、青山調査団に現地を視察してもらいたい、こう考えておりましたが、不幸にして組合との間にああいう問題を起しました。ところが昨今組合の方でも調査団には協力するという態度に出てくれております。調査団に組合の推薦した三人の名前も出て参りました。たしか今日委員会を開いて今後の調査についてどういうふうにするかということを協議することに相なっております。
○小倉説明員 青山調査団が、炭量の問題につきまして、千二百万トンあるいは八百万トンという議論がありまして、問題点となっておりますので、それならばさらに現地に行って、穴にも入って調査をしよう。実は青山調査委員会は、かつても現地に行きたい意向は打っておられたのでありますが、諸般の情勢で行かれなかった。
あなたは青山調査団というものを非常に信用されておるのです。これはもし私の申し上げることが何だったら、大ぜいの前で、青山調査団の中からだれでもいいから連れてきて、私とこの前で対決さしてもらえばわかる。それはなぜかと申しますと、私は、青山調査団のメンバーはりっぱな人です、一応納得できますね。
われわれが詳細な資料を提供いたしまして、その資料によって、また現地から技術者を呼び出しまして技術者の説明を聞いた上で、その限りにおいては八百万トンというものはまさに確信があるということを青山調査団の方々は皆さんそう思っておられます。