1978-06-07 第84回国会 衆議院 文教委員会 第25号
私がなぜやかましく言うかといいますと、本来、文部省がこれを国立化していく、そして青少年センターとして社会教育の青少年部門の中核的なものにしていくという、そういう考え方があるならば、そこのところをまず文部省としては明確にして、そしてこれを廃止するのだという出し方が正しいのではないですか。
私がなぜやかましく言うかといいますと、本来、文部省がこれを国立化していく、そして青少年センターとして社会教育の青少年部門の中核的なものにしていくという、そういう考え方があるならば、そこのところをまず文部省としては明確にして、そしてこれを廃止するのだという出し方が正しいのではないですか。
ただ、考え方としまして、一部にあった、過程で議論がございましたが、青少年局をやる限りにおいては、各省が持っておった各種の青少年部門の業務をみな集めて、そこで強力な体制をしくべきではないかという議論も、これは私一理あると思うのでございますが、これは考え方でありまして各省がそれぞれ持っておる部門を寄せ集めてきて一つに集めても、必ずしもそれで従来各省にあったと同じような力が発揮できるかどうかという点については
御承知のように科学警察研究所におきまして青少年部門を新たに設けたのもそういう趣旨でございますし、数年来検討いたしておりました非行危険性判定法の実施というようなこともいたしておるわけであります。さらに専門の少年補導の係官——少年補導官というようなものを設置をするというような点に努力をいたしておるわけです。