1980-10-29 第93回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第2号
○馬場富君 いま薬務局の方からの説明もございましたが、倉庫の中にはもちろん塩化ビニールのように塩素ガスを発生するものも入っておりましたが、劇毒物の青化ソーダ、これは水によって猛毒を発生して毒ガスとなるわけですね。だから、これだけの多量のものが全部ガス化したら、あの辺は窒息する人が相当出たのじゃないかという点なんです。それからまたクロルピクリンというのは、これは毒ガスの原料ですね。
○馬場富君 いま薬務局の方からの説明もございましたが、倉庫の中にはもちろん塩化ビニールのように塩素ガスを発生するものも入っておりましたが、劇毒物の青化ソーダ、これは水によって猛毒を発生して毒ガスとなるわけですね。だから、これだけの多量のものが全部ガス化したら、あの辺は窒息する人が相当出たのじゃないかという点なんです。それからまたクロルピクリンというのは、これは毒ガスの原料ですね。
それで、実際に、先ほど厚生省からも報告がありましたが、そういったたぐいの各種の多量の毒物劇物があったわけでございますが、その中で特に青化ソーダにつきましては、酸と結合した場合に青酸ガスという有毒ガスが発生するということで、通常、水による消火ということがこれはできないということで、泡を多量に投入するような消火方法を必要とするというようなことで現地で関係者の協議を行って消火活動を行う。
その倉庫に保管されておりました毒劇物につきましては、青化ソーダが四・三トン、それから硅ふっ化ソーダが三十七・七トン、クロルピクリン関連の製剤が四種類ございましたけれども、これが合わせて三十七・二トン、それからジロペンが三・八トン、モノクロール酢酸が三・三トン、フェノール――石炭酸でございますが、これが一・八トン、パラミンが二十キロ、アニリンソルト百四十キロ、以上約九十トンの毒劇物がこの倉庫の中に保管
このA棟倉庫には、三十五種類の化学製品等のほか、合成樹脂、原綿、板紙、ボート部品、冷蔵庫等が区画して保管されていたわけでございますけれども、特に化学製品の中に青化ソーダ、別名シアン化ナトリウムといいますが、この青化ソーダあるいはモノクロル酢酸等の劇毒物に該当するものが多量に貯蔵されておりまして、これらの物品の収納容器が火炎等により破損し、混合した場合は、消火活動における注水等によりまして猛毒の青酸ガス
○横山委員 問題は、倉庫内にありました青化ソーダ百四十二個、硅弗化ソーダ千五百五十六個、クロルピクリン千百六十七個、それからドロクロール六百八十五個、ジロペン百五十一個等々の劇毒物が倉庫の中に一般倉庫保管商品と混合保管をされておったということではないか。
たまたま今回倉庫に蔵置されておったものは青化ソーダで、毒劇物である。しかもこれは不燃物だということで、現在の制度上では消防署が知り得ないものがそこに蔵置されておったわけです。
ただ、これは青化ソーダだけではなくて十六種類、何か劇毒物が、いろいろなものが倉庫に入っておって、それがどういうふうに入っておるのかということが実はわかりませんし、それで非常に慎重の上にも慎重を期してああいうように長い時間かかったわけでございますが、結果的には、燃えたのがあの倉庫一つだけということは、消防の方の戦術としては決して間違ってないと思います。
○青山委員 今回の場合は倉庫に何があるのかよくつかめなかったこと、そして青化ソーダがあるとわかるまでに二時間もかかったこと、そして青化ソーダがあるとわかってその消火態勢に入るときに、こうなるそうだ、いやいやたとえば酸化すると猛毒ガスが出るそうだ、あるいは熱化合するとガスを発生するとか、いや燃えない物だろうから大丈夫だとか、ただしそれは水をかけない方がいいからそのまま燃やした方がいいかとか、いろいろな
それから四十四年の三月でございますが、福井県で、これは青化ソーダでございますが、これがトラックで輸送中追突されまして、約二トンの青化ソーダが流れ出まして付近の住民十一名が中毒をした。それから水道の給水を停止した。井戸水の使用を禁止し、それから付近の魚類が死んだというような事例がございます。その他いろいろございますが、そういう事例が最近特にふえてきておるということでございます。
昨日、調布の東京重機工業会社のメッキ工場から毒性の強い青化ソーダと青化銅液が大量に多摩川に流れ込んだ事故がございまして、給水を一時中止したり、それから井戸の使用を禁止した事件が発生しておりますが、このことについて十分な調査をされましたか、また聞いておられますか、この点お尋ねいたします。
もう一つのは、フエニル醋酸、塩化ベンゼル、青化ソーダなどの混合薬品を原料として、これらの化学的操作によつて製造するものでございます。ただこの方法は相当技術的な知識を要するのでありまして、原末密造につきましては前者の方法をとる方が簡単でありますので、当庁で検挙した原末密造六件のうち前者の方法によるものが四件、後者の方法によるものが二件ということになつております。
あるいは苛性ソーダ、塩素、塩酸カリ、青化ソーダといつたような薬品、それからカーバイト、合成樹脂、合成繊維の原料といつたような重要化学工業製品の製造をやつておるわけであります。そのほかにまたアルミニュームとか、製鉄、製鋼、フェロ・アロイ、黒鉛電極、研磨材というような工業製品、これはいずれも電力を大量に原料として消費する製造工業であります。
さらに電解、電炉工業いわゆる金属ソーダ、青化ソーダ、あるいは塩素酸ソーダ、過塩酸アンモン、過酸ソーダであるとか、過硫酸アンモンであるとか、これらのものに対しましても、当然これを非課税の対象とする。ことに電解鉄におきましては、従来電解鉄は鑄鉄におきましても、ことごとくこれが非課税の範囲に数えられておりましたものが、今度はそれが除外されておるのであります。
ちよつとその名前を読みますと、金属ソーダ、青化ソーダ、塩素酸ソーダ、過塩素酸ソーダ、過塩素酸アンモン、過酸化ソーダ、二硫化炭素、硅酸ソーダ、電解鉄、過酸化水素、過硫酸アンモン、こういうような一連の製品は、これとまつたく同様な製澁法でありまして、かつそれに使います電力が原価に占める率というものは、大体同様またはそれよりもはるかに以上なのであります。