1955-05-20 第22回国会 衆議院 法務委員会 第10号
それから立岩正義、これは紫雲丸の二等運転士でございますが、この方の被疑事実は、五月十一日午前六時四十分ごろ、立岩正義は紫雲丸二等運転士であるが、紫雲丸に乗客及び乗員約九百三十名を積載し、当務船長中村正雄とともに同船を運航して高松港を出港、宇野港に向け約十二ノットの速力で航行中、同日午前六時五十三分ごろ女木島沖通過の際、同船の右舷前方海上において同船と反対方向に進行してくる貨車輸送船第三宇高丸の霧中汽笛
それから立岩正義、これは紫雲丸の二等運転士でございますが、この方の被疑事実は、五月十一日午前六時四十分ごろ、立岩正義は紫雲丸二等運転士であるが、紫雲丸に乗客及び乗員約九百三十名を積載し、当務船長中村正雄とともに同船を運航して高松港を出港、宇野港に向け約十二ノットの速力で航行中、同日午前六時五十三分ごろ女木島沖通過の際、同船の右舷前方海上において同船と反対方向に進行してくる貨車輸送船第三宇高丸の霧中汽笛
そして、これがエンジンを落しておればとにかくも、大体紫雲丸で十・八ノット、第三宇高丸は終始一貫レーダーをたよっておりますから、霧中汽笛を鳴らしながら十二ノットの全速力で走っておったところに、大きなあやまちがあったとも思う。それでかなり間隔を置いて走っておるうちに、紫雲丸の方は第三宇高丸の汽笛を右の方で約三べんほど聞いた。