1950-12-04 第9回国会 衆議院 災害地対策特別委員会 第2号
かねてから河川の防災にしても、あるいは農業土木の防災にしても、予算の計上を希望しておつたのですけれども、事実今まで計上がせられておらないので、せめてこの際この十二億のうち一部分を、たとえば霞ヶ浦沿岸の河川の堤防とか、護岸堤防あるいは農業土木の堤防とか、防災費にお使いになる意向はないでしようか、その点お尋ねします。
かねてから河川の防災にしても、あるいは農業土木の防災にしても、予算の計上を希望しておつたのですけれども、事実今まで計上がせられておらないので、せめてこの際この十二億のうち一部分を、たとえば霞ヶ浦沿岸の河川の堤防とか、護岸堤防あるいは農業土木の堤防とか、防災費にお使いになる意向はないでしようか、その点お尋ねします。
それが霞ヶ浦沿岸の治水にも、あるいはまた茨城県猿島郡下の東仁連川、あるいはその他の濕地帶の毎年毎年の冠水の根本的な対策である。そういうことが各所で言われているのであります。 さらにまた大きいことではないのでありますが、報告しておきたいことは、水海道で小貝川に落す八間堀という用水があるのでありますが、この用水が水海道淵頭というところに排水機場をつくつたのであります。
このために霞ヶ浦沿岸はほとんど三年おきくらいにそうしたひどい目に遭つているわけであります。
○説明員(三島利美君) 霞ヶ浦沿岸一帶は非常に低濕地でありまして、常に落水の被害に惱み続けておる所であります。又利根川の洪水によりますその逆水を受けまして非常に困つておりますことは政府におきましてもよく認識いたしております。できうる限りこの附近の治水対策は急ぎたいと思つておつたのでありますが、今日までまだ予算化を見るに至りませんでした。