1956-11-20 第25回国会 衆議院 日ソ共同宣言等特別委員会 第3号
そういう意味で、いわゆる旧来の霞ケ関外交、霞ケ関の官僚外交というようなものに、相当大きな変革をこれから加えなければならぬ時期に際会しておるのじゃないか、特に、社会主義の国であるソ連と国交回復をやるというこの時期に、私は日本の今までの外交に大きな変革を要するのではないかと思うのでございまするが、この点についての農林大臣の御意見を伺っておきたいと思います。河野全権として……。
そういう意味で、いわゆる旧来の霞ケ関外交、霞ケ関の官僚外交というようなものに、相当大きな変革をこれから加えなければならぬ時期に際会しておるのじゃないか、特に、社会主義の国であるソ連と国交回復をやるというこの時期に、私は日本の今までの外交に大きな変革を要するのではないかと思うのでございまするが、この点についての農林大臣の御意見を伺っておきたいと思います。河野全権として……。
これを従来の外務省の霞ケ関外交のような貧弱外交、おざなり外交をしておつたのでは追つつかなくなる。最初の目に早く手当をすれば命が助かるのであります。きようの都築教授の話でも悲しいかな三月一日のときに東大があの現地におつたならば、あの放射能を洗い落せた、こうまで言つておられるのであります。すでに三月四日に福竜丸が帰つて来ておる。二週間たつておるのに、いまだに交渉もしておらぬ。これは明らかに怠慢だ。
そういう自主性の乏しいということ、何となくそごに霞ケ関外交以来伝統的な自主性の乏しいというところに、遂に植原長老をして、腰抜け外交と叫ばしめ、あるいは軟弱外交と叫ばしめ、あるいはこの自主性のない外交だと言つて、人々を慨嘆せしめるところの底流があるのじやないかと私は考える。
いわゆる霞ケ関外交というような非難もあつたのであります。私はもちろんこの外務公務員法というものをつくるという趣旨には大賛成でありますが、ただその結果、従来ありましたような外務省と各省との人事の交流という点について支障のないように、人事の運営についてお骨折りを願いたいということを申し上げておきます。 次に伺いたいのは第二條であります。
適当であろうと思うのでありますが、ただこれについて心配になりますのは、一般公務員と違つた外務公務員法というものをつくる場合におきまして、外務公務員と一般公務員との間の人事の交流について、支障ができはせぬか、もし全部が一般公務員ということになれば、外務省と各省との間の人事の交流も、比較的円満に行くと思うのでありますが、こういうふうに外務公務員という特例をつくると、ともすると外務省だけに立てこもる昔の霞ケ関外交
いわゆる霞ケ関外交と言われたところである。こういうことでありますから、特に今後講和條約以後の外務省におきましては、二つの欠点を一掃してもらいたい。
戦争前日本の外務省が、いわゆる霞ケ関外交というようなことで、輿論を無視して日本の外交が行われたという非難があつたのであります。この情報文化局というものを十二分に活用して、そうして国内外の輿論を十分に日本の外交政策に反映するようにすれば、そういうふうな非難もなくなるわけであります。
○北澤委員 外務省と国内各方面との連絡を密接にして、先ほど申し上げましたような、いわゆる霞ケ関外交のそういうふうな弊を除くということから、今度の設置法では、顧問あるいは参与というふうな制度を置いて、各方面の人を入れるということだと思うのでありますが、先ほどの御説明によりますと、顧問及び参与は専任ではなくして、何か本職を持つておつて、そうしてかたわら外務省の顧問もしくは参与になる、こういうふうな制度のようでありますが