1984-05-10 第101回国会 参議院 内閣委員会 第11号 しかし、震洋艇となりますと知る人は大分少ないようでございます。震洋は、一人乗りのモーターボートのような艇のへさきに二百五十キロ—三百キロの火薬を詰めまして、敵艦に体当たりをしようという特攻兵器でございます。終戦近くになってから、本州の南海岸沿いを中心に南はフィリピンまで配備したようでございますが、出撃の機会も少なく、終戦を迎えたようでございます。 前島英三郎