1991-02-21 第120回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
○津村説明員 現在気象庁では、三宅島につきましては島内の北部及び南東部に高感度の火山性震動観測装置を設置いたしまして、三宅島測候所にテレメーターして常時観測を行っております。それから、定期的に噴気の状況や地中温度の測定、地下水、温泉の温度測定等の現地観測を行っております。今後とも関係機関とも連絡して監視を続けて、遺漏のないよう対処してまいりたいと考えております。
○津村説明員 現在気象庁では、三宅島につきましては島内の北部及び南東部に高感度の火山性震動観測装置を設置いたしまして、三宅島測候所にテレメーターして常時観測を行っております。それから、定期的に噴気の状況や地中温度の測定、地下水、温泉の温度測定等の現地観測を行っております。今後とも関係機関とも連絡して監視を続けて、遺漏のないよう対処してまいりたいと考えております。
今回噴火をいたしました伊豆大島に関しましては、震動観測装置五点を設置しております。これはほかに桜島、阿蘇、浅間、それにこの伊豆大島と四つの火山に関しては重点的に観測を強化しているわけでございます。それから他の十三火山でございますが、これは地震計を一台設置しております。申し忘れましたが、先ほど申し上げました伊豆大島を含む四つの火山につきましては傾斜計を設置しております。
まず観測体制でございますが、気象庁は四つの精密観測火山の一つとして伊豆大島三原山に震動観測装置五点を設置いたしまして火山活動の監視を行っております。また、定期的に現地観測及び遠望観測、これは噴煙等の観測でございますが、そういった観測を実施いたしまして火山活動の常時観測を行ってまいりました。
気象庁では、桜島におきます観測体制につきましては、震動観測装置、これは五点ございますが、傾斜計、震動データ計数装置、さらに赤外放射温度計等を用いまして二十四時間体制で火山監視を現在行っております。その監視に基づきまして適時火山情報を発表して防災に努めているところでございます。 それから御質問のもう一つでございますが、また大学等関係機関とは常時緊密に連絡をとっております。
○河村説明員 旧式の火山観測用の震動観測装置というふうに先生おっしゃいましたけれども、常時監視火山につきましては、昨年度までで一応一回り測器の更新をいたしたところでございます。