1993-08-24 第127回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
○森説明員 現在、三宅島におきましては、臨時観測点を含めて、二点で震動観測を行っております。今後、活動の活発化等が見られた場合には、地震機動観測班の派遣によりまして、観測を強化してまいりたいと存じております。 また当面、精密観測火山とする計画はございませんけれども、必要に応じまして、他機関の協力も得て、観測強化をしてまいりたいと存じております。
○森説明員 現在、三宅島におきましては、臨時観測点を含めて、二点で震動観測を行っております。今後、活動の活発化等が見られた場合には、地震機動観測班の派遣によりまして、観測を強化してまいりたいと存じております。 また当面、精密観測火山とする計画はございませんけれども、必要に応じまして、他機関の協力も得て、観測強化をしてまいりたいと存じております。
気象庁では、伊豆諸島の火山の中で活動が活発であります伊豆大島及び三宅島では、震動観測、遠望観測及び現地観測による火山常時観測を行っております。その他の火山につきましては、計画的に機動観測を立地いたしまして、火山活動の把握に努めているところでございます。また、もし火山に異常が発生した場合には、直ちに火山機動観測班を派遣いたしまして監視を強化することとしております。
○津村説明員 現在気象庁では、三宅島につきましては島内の北部及び南東部に高感度の火山性震動観測装置を設置いたしまして、三宅島測候所にテレメーターして常時観測を行っております。それから、定期的に噴気の状況や地中温度の測定、地下水、温泉の温度測定等の現地観測を行っております。今後とも関係機関とも連絡して監視を続けて、遺漏のないよう対処してまいりたいと考えております。
○説明員(河村あたる君) まずお尋ねの第一点の現在における観測体制はいかんということでございますが、今回の噴火に伴いまして私どもの監視の中心的な役割を演じておりましたカルデラ内の震動観測点一点が破壊されました。それで、私どもは臨時に簡易型地震計による震動観測点五点を現在増設いたしておりまして、従来のものと合わせまして計九点で火山の監視を行っております。
ちなみに、気象庁におきましては、伊豆大島における震動観測点の増設あるいは浅間山の傾斜計、草津白根山の遠望観測装置等の整備をこれまでに図ってきたわけでございます。
そういうことで、震動観測点の五点、それから傾斜計を一点、そのほかに震動計数装置というようなものあるいは赤外放射温度計等を設置いたしまして、しかも人的にも六人というすべての火山担当官署の中では一番多くの人員を配して監視を行っているところでございます。
まず観測体制でございますが、気象庁は四つの精密観測火山の一つとして伊豆大島三原山に震動観測装置五点を設置いたしまして火山活動の監視を行っております。また、定期的に現地観測及び遠望観測、これは噴煙等の観測でございますが、そういった観測を実施いたしまして火山活動の常時観測を行ってまいりました。
具体的に申し上げますと、気象庁におきましては、観測種目で申し上げますと、地震観測、これは火山の場合は震動観測と申しておりますが、震動観測、傾斜観測、地磁気の観測、それから現地観測と申しまして実際にいろいろ火山の表面現象の観測を行っております。 日本にはおよそ七十ほどの火山がございますが、そのうち十七の火山に関しましては何らかの形で常時監視体制、二十四時間監視体制をしいております。
その内容を申し上げますと、御存じのように、地震の観測でございます震動観測、これを五台の地震計、要するに五点に配置いたしまして地震の観測をしております。これらは、地元測候所、大島測候所がこの監視官署になっておりますが、大島測候所にすべてテレメーターされております。二十四時間絶えず監視を続けているわけでございます。
気象庁では、桜島におきます観測体制につきましては、震動観測装置、これは五点ございますが、傾斜計、震動データ計数装置、さらに赤外放射温度計等を用いまして二十四時間体制で火山監視を現在行っております。その監視に基づきまして適時火山情報を発表して防災に努めているところでございます。 それから御質問のもう一つでございますが、また大学等関係機関とは常時緊密に連絡をとっております。
また、元気象庁の観測部の地震課長をしたり地震火山研究部長をしておりました諏訪彰さんという方は、日本大百科全書の月報、八五年の八月号でありますが、この月報の中で、「震動観測は波やうねりに邪魔されやすい。気象庁が常時観測中の一七火山中で、浅間山などの八火山では倍率五〇〇〇倍で実施しているが、三宅島では一〇〇〇倍にしている。
そのほかにちょっとつけ加えさしていただきますと、私ども火山観測強化計画というものを五十四年からスタートしておりまして、その最初の対象火山として桜島を選びまして、震動観測点を今お話しいただきましたように二点ふやしまして五点にいたしました。それから傾斜計を新たに設置いたしました。
○河村説明員 旧式の火山観測用の震動観測装置というふうに先生おっしゃいましたけれども、常時監視火山につきましては、昨年度までで一応一回り測器の更新をいたしたところでございます。
○河村説明員 気象庁では、火山活動が非常に活発で危険度の高い火山につきましては、複数点の震動観測を行っておるわけでございます。しかし、御指摘のございましたように、草津白根山につきましては、一点観測ではございますけれども、観光客が非常に多く、また火口近くまで登り得る火山でございますので、その震動観測に加えて、テレビカメラ観測による監視の強化を計画しているところでございます。
精密観測は、先ほども申し上げましたように、活動頻度が特に高く、噴火時においては非常に社会的影響の甚大なそういう火山で常時観測を行うものでございまして、観測の種類も震動観測、傾斜観測、遠望観測、それから現地に実際に出ていってまいりまして観測をする現地観測、そういうものから成り立っております。
しかし、気象庁は昭和五十二年に地磁気関係の観測点を新設いたしましたり、それから五十四年から五十五年にかけまして、それまでの三点の火山の震動観測点を五点にふやしましたり、それから傾斜観測点を新設いたしましたり、それから赤外熱映像計を導入いたしましたり、またデータ処理装置を導入いたしましたりして、桜島の火山活動の監視には非常に力を入れてきているところでございます。
ただいまお尋ねの放射能観測の仕事につきましては、現在日本全国におきまして主要な気象台の基準観測関係が五ヵ所、簡易観測が十ヵ所、さらにそのほかに力圧震動観測所を八カ所設けまして、原水爆等の爆発に関する気象の関係、気流の関係、また空気の中に包含される放射能、あるいは雨の中に包含されます放射能等の観測を実施をいたしております。