2017-12-12 第195回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
確かに、今まで冬場の需要減退期に全て飲用に向けていたものが、そうした制度の見直しにより加工の方に回ることにつながる。それがまた、冬場の乳価の維持あるいは向上につながり得る。そうした意味では、非常に意味のあることであろうとは思っております。
確かに、今まで冬場の需要減退期に全て飲用に向けていたものが、そうした制度の見直しにより加工の方に回ることにつながる。それがまた、冬場の乳価の維持あるいは向上につながり得る。そうした意味では、非常に意味のあることであろうとは思っております。
ところが、本年に入ってからは、一月というのはマグロの需要減退期でもあるわけでございますが、そういったこともあって、一月は水揚げ量が対前月比半分に減ったわけでございますけれども、生産者価格が下がったという事態が起こっております。二月は水揚げ量が一月よりも一・五倍ぐらいふえたわけでございまして、それが加わってさらに価格は一月の八三%程度に下がっているということであります。
しかるに、昨年末からの世界的な不景気と、及び年々見舞われて参りまする季節的な需要減退期とが重なりまして、昨年の暮れから著しく糸価は低落をいたしまして、遂に政府の保証いたしておりまする最低値、すなわち十九万円と相なったのでございまするために、政府は、この糸価安定法に基いて買収を始めたのでございます。