1958-12-22 第31回国会 参議院 本会議 第5号
来年度の桑園の整理改植の予算は七億四千八百万円、品種改良と生糸の海外需要増進等の費用に至っては、わずかに一億三千数百万円にすぎないのであります。価格支持政策のため巨額の国費を乱費する実情と考えあわせるときに、真に政府が蚕糸業の恒久的繁栄を考慮しているかどうか、疑わざるを得ないのであります。 私は、政府の反省を促して、私の反対討論を終るものであります。(拍手)
来年度の桑園の整理改植の予算は七億四千八百万円、品種改良と生糸の海外需要増進等の費用に至っては、わずかに一億三千数百万円にすぎないのであります。価格支持政策のため巨額の国費を乱費する実情と考えあわせるときに、真に政府が蚕糸業の恒久的繁栄を考慮しているかどうか、疑わざるを得ないのであります。 私は、政府の反省を促して、私の反対討論を終るものであります。(拍手)
組合制糸の育成その他繭取引の合理化竝びに生糸の需要増進等について政府の思い切つた施策を必要とするにかんがみ、これ等の事項の実施に関する政府の方針とその決意を当委員会において満足できるように表明せられたい。 なお右に関連し糸価安定特別会計法案第八條による差益金は右蚕糸対策に支出するよう充分に考慮せられたい。