1949-09-13 第5回国会 衆議院 経済安定委員会 第22号
そこでアメリカその他の需要國におきましては、値段を非常に安くしてもなおかつ需要の喚起の望みがないのか、あるのか、その点を私は一應伺つてみたい。 それからもう一つは、今前田委員から非常に詳細に質問されておりましたフロア・プライスであります。
そこでアメリカその他の需要國におきましては、値段を非常に安くしてもなおかつ需要の喚起の望みがないのか、あるのか、その点を私は一應伺つてみたい。 それからもう一つは、今前田委員から非常に詳細に質問されておりましたフロア・プライスであります。
(4) 貿易施策上、輸出品の生産指導方針の國際市場の実体を把握し、需要國の要望に應づる生産政策を進められたい。 (5) 日本船舶の外航に承認を得られるよう積極的に努力を講ぜられたい。 殊に輸出品價格をROBからCIFにかえるよう施策されたく、日本品は日本船によるとの原則実現のため努力せられたい。 輸出船並に外航適船の建造推進のための需要資金に対しては特別の考慮を拂われたい。
というのは結局需要國の群済問題、あるいは利用國民の生活水準によつて決定するものである。アメリカに非常に行くという日本陶器の品物を、南洋あるいはインドあるいはアメリカというような所にいくら持つて行きましても賣れないのであります。やはりこういう水準程度の低い、経済程度の水準の低いところの利用國に対しましては、それに相当するところの品物を賣ることが一番適当だ。これは実はほかにもあるのであります。
例えば扶養親族の月四十圓の控除を、これを所得にいたしますれば假に三割の税金といたしましても百數十圓にしかならないので、それで生活ができるかどうかというような點のみから議論するならば、これはなかなか理由付けも困難かと思いますが、結局まあ基礎控除の問題といい、扶養親族の控除の問題といい、税負擔を實際はじいて見まして、そうして國庫需要、國庫財政の状況、又どうしても赤字財政を止めて、インフレを止めなければならないというようなことになりますると
ただいま私どもがその筋、その他との折衝のもとに檢討を加えていますものは、一般の國家財政、一般會計、特別會計による追加豫算、さらに復興金融金庫その他の資金需要、さらに金融關係資金需要、國家の公債の發高その他について總支出を一應檢討して、その中において國家財政の追加豫算をどういうように割振るか、こういうような方針のもとに檢討したものでありまして、今度の追加豫算にあたりましては、そういう點をも御説明申し上