1984-03-02 第101回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
それらをもとにいたしまして必要な主食用の米の量、さらには在庫積み増し量というものをはじきまして、差し引き幾ら調整を必要とするか、こういうことで需給計画ははじいておるわけでございまして、作柄が平年どおりであれば、この需給計画どおりの数字が実現するというふうに見ておるわけでございます。
それらをもとにいたしまして必要な主食用の米の量、さらには在庫積み増し量というものをはじきまして、差し引き幾ら調整を必要とするか、こういうことで需給計画ははじいておるわけでございまして、作柄が平年どおりであれば、この需給計画どおりの数字が実現するというふうに見ておるわけでございます。
裏返しに申し上げますならば、適期に適切なる栽培管理をやればこのような作柄の不良ということを幾らかでも食いとめ得たということはあるわけでございますので、過去四年間の成績を見ますと、一つには転作目標以上に転作が行われたという実態もございますし、今申し上げましたように作柄が予定どおり上がらなかったということもございまして、全体として需給計画どおりの生産を上げてない、これは紛れもない事実でございます。
しかしながら、四年連続の不作ということもあり、需給計画どおりの生産が確保されていない状況にございます。この主な原因は天候不良、これが大きいものでございますけれども、また、一部では栽培管理の不徹底等により被害が助長された面がございます。これも否定することはできないと思います。
したがいまして、現在その長期の需給見通しに関しましても、御承知のとおり手直しをいたしているわけで、私自身といたしましても、第一次のあの需給計画どおりに石油が入るだろうか、特に代替エネルギーとしての原子力の開発も思うように進んでおりませんから、そういうふうなできないような数値を求めて国民にそれを示して、こういうふうな計画で進めようといってもこれは無理だから、ひとつ可能な、実行性を伴うところの数値を検討
そういたしますと、需給計画に見込みました七百九十五万トンの出回り量、政府の買い入れと自主流通を含めましたもので、そのうち二十五万トンが在庫復元に使われるということになりますと、来年の十月末には持ち越しが五十万トンに回復できる、当初の需給計画どおり順調に進むのではないかということでございます。もちろん今後の作柄の問題がございますが、一応現在のところそういう見通しを立てておるわけでございます。
まず第一点は、農林大臣にお伺いしますが、三十九米穀年度の米の需給については、発表されている三十九米穀年度需給計画どおりにいくのかどうか。需要面で見ますと、最近の一人当たり港費量の増加傾向、さらに消費人口急増が続いております。また、最近の政府買い入れ比率の増大はヤミ米流通の減少となってまいります。
○国務大臣(赤城宗徳君) 米の需給関係についてのお尋ねでございましたが、総理が答弁いたしましたとおり、あるいはまた、過般予算委員会等におきまして需給計画を発表いたしましたが、その需給計画どおりいく、こういう見通しでございます。お話のように、昨年度の米の収穫は、三番目の豊作でございまして、決して宣伝でもなんでもございません。