1975-05-29 第75回国会 衆議院 物価問題等に関する特別委員会 第13号
しかし、そうなっては一けた台の物価水準なんというのはとうてい実現できませんから、したがって、基本的には需給管理政策を堅持してまいる、こういう考えでございます。需給をそう緊迫させる状態にはしない。 ですから、いま御設例の神戸製鋼の値上げの動きというようなことがありましたが、二万二千円の値上げという新聞報道を見て、すぐこれを役所の方へ確かめてみましたが、そういう希望を持っているそうです。
しかし、そうなっては一けた台の物価水準なんというのはとうてい実現できませんから、したがって、基本的には需給管理政策を堅持してまいる、こういう考えでございます。需給をそう緊迫させる状態にはしない。 ですから、いま御設例の神戸製鋼の値上げの動きというようなことがありましたが、二万二千円の値上げという新聞報道を見て、すぐこれを役所の方へ確かめてみましたが、そういう希望を持っているそうです。
そういうようなことで、総体としてこれからの物価をなだらかに動くようにいたしたいというためには、どうしても総需要抑制政策といいますか需給管理政策といいますか、そういうような総合的な政策を堅持してまいるというほかはなかろうというふうにこれを考えまして、そのような方向を取り続けてまいる。当分そういう姿勢で臨みたい、かように考えております。
その後に、後者、つまり需給管理政策、これが効き過ぎまして、その結果、コスト割れというような状態、そういうようなものにつきまして、私は、これは妥当ではない、これが長続きすることは許されない、そういうふうに思いまして、そしてそういう見地から景気のなだらかな回復、こういうことも考えなければならぬ、こういう立場をとるに至っておるわけでございますが、そういうむずかしい問題はありまするけれども、とにかく水ぶくれの