1986-12-02 第107回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第4号
一つはやはりストックの需給機関というものをはっきりつくる、それには政府の出資をする、そして低利融資をする、この三つの原則は絶対必要である、そういうものを満たした機関をつくらなければならぬというのが私の意見でありますけれども、そういう議論がされておるのかどうか、この点についてお伺いいたしたいと思います。
一つはやはりストックの需給機関というものをはっきりつくる、それには政府の出資をする、そして低利融資をする、この三つの原則は絶対必要である、そういうものを満たした機関をつくらなければならぬというのが私の意見でありますけれども、そういう議論がされておるのかどうか、この点についてお伺いいたしたいと思います。
○岡田(利)委員 有吉さん、先ほど需給機関の問題について触れましたけれども、ずばり言って協会はどういう原則を満たした需給機関を設置してほしいという希望があるのですか。
そうして、その他の項目の中に、今言ったように本来の法律で定められたもの以外の労働力の需給機関というものが存在をしている。「労働者供給類似事業等」ということで括弧書きをしてあるわけでありますが、その中に今言っているようないろんな派遣事業が存在をしているわけですね。
まだ需給機関といいますか、これちょうど私昭和四十一年の衆議院の商工委員会だったと思いますが、そこで私は当時の三木通産大臣に質問したわけであります。残っておるのは価格需給安定機関がまだできておらぬ、一体これがなければ——これはまあ全部できたとしても百点にはまいらぬ、これは五十点以下になる。だからこれを早急にやはり何らか決着をつけるべきじゃないか。こういうまあ趣旨の質問をいたしたわけであります。
当時は、先ほど申し上げましたように、何か需給機関をつくるというのは、非常に高く買ってやるというような保護策ではないか、こういうように考えられたのでもあるわけでありますけれども、当時の状況からいって、そういうこともあったでしょう。
それからもう一つは、これは暫定的臨時的な、非常に価格あるいは需給が変動をした場合の一時的な措置といたしまして、滞貨を買い上げ、事態がおさまったときにそれを放出をするという意味の臨時需給機関というのが考えられるわけでございます。
これを需給機関なり配給機関は政府から払い下げを受けて、それを要するに製油会社にやって、製油会社は高い製油料を取る。うまいところの汁はほとんど油に吸われてしまって、そしてかすだけが結局飼料に回る。こういうことで高いものを手持ちして非常なマイナスをやっておるように思う。それが果してプラスになっておるかどうかわからぬ。ところが豆かすにいたしましても、国際価格は日本よりずっと安いようです。
この需給機関と検査機関とが食糧管理法制定を契機といたしまして、仕事の上で歩調を一にしていたのでございますが、昭和二十二年でございますか、統合いたしまして現在の食糧事務所という機構になつたのでございます。