1951-08-18 第11回国会 参議院 電力問題に関する特別委員会 第1号
○説明員(中川哲郎君) 需用開拓という科目の名称がやや適当でないと存じますが、これは今まで昨年度の科目といたしましては需用者指導費という名目になつておりました。実質の内容は電力調整上のいろいろ協力を仰ぐような内容、更に電力の使用の問題等も主な内容でございますが、その指導費ということは如何にも不適当だというのでこの計算上におきまして開拓費という科目を便宜用いたわけであります。
○説明員(中川哲郎君) 需用開拓という科目の名称がやや適当でないと存じますが、これは今まで昨年度の科目といたしましては需用者指導費という名目になつておりました。実質の内容は電力調整上のいろいろ協力を仰ぐような内容、更に電力の使用の問題等も主な内容でございますが、その指導費ということは如何にも不適当だというのでこの計算上におきまして開拓費という科目を便宜用いたわけであります。
役員給与、油脂類費、燃油費、委託集金費、需用者指導費、養成費、研究費、電球取替費、特別費、仮払修繕費償却、税金支払利息、社債発行差金償却、固定資産除却費、雑損失、法定準備金、配当金等、これは大体厳密に検討いたしますればいろいろ問題もあろうかと考えまするが、一応会社案を認めることに算定いたしたのであります。
それから需用者指導費、これは二十五年度の実績に対しまして、会社案は一〇%ないし八〇%増加のほか、本年度においてサービスの強化運動費を加算しておるものがございまするが、昨年度の経費の監査等に照しまして、この費目のうちには、若干妥当を欠くものが混入しやすいということも見受けられますので、これをこまかく計算いたしまして、一般の需用開拓費は需要家数に比例するものといたしまして、電燈一、電力三という構成のもとに
それからなおお尋ねしたいことは、需用者指導費の問題でありますが、ついこの間大阪の新聞で見ますと、仙台の電力会社では公聴会の開かれます数日前に、各代表者を集めて宴会をやつた、そういうことが新聞の記事に出ておりました。これが即ち需用者指導費の本体ではないかと思うのです。
需用者指導費は多額に過ぎる等の発言がございました。又福岡県農地協会よりは昭和二十四年の料金改訂以前にあつた休止料金免除、普通料金の三〇%引の復活要望と、現在の買上げ米価には全く電力費、……揚排水関係でありますが、こういう揚排水関係の電力費を考慮してないが、買上代に考慮するか、電気料金の大幅引下げの要望がございました。
その項目別内訳は別表1に示す通りでありまして、金額からいいますと、修繕費の一億九千八百八十四万円を最高とし、その他に諸費、運炭灰捨費、役員給与、給料手当、需用者指導費等から削減を行なつております。これを比率で申しますと、役員給与の七三%減を最高とし、運炭灰捨費の二四%修繕費の一八%需用者指導費の一七%減等があります。
これを項目別に示しますと、表にありますごとく、金額から見ますならば修繕費を最高とし、給料手当、諸費、需用者指導費、役員給与等となつており、又項目別の削減率から見ますれば、役員給与の五八%減、需用者指導費の二四・六%減、修繕費の一八%減、諸費の八・四%減等が主要なものとなつております。
それから二十一頁の需用者指導費は、できるだけ需用者と密接な関係、繋ぎを持ちましてやりたい、そうして奉仕を徹底させたい、かように考えますので、この費用を大きくいたしました。やりたいことはこの表の中に掲げておきました。次に二十三頁を御覧願いたいと存じます。修繕費の問題でございます。
次に需用者指導費でありますが、需用者指導費は一億六千八百万円を計上しました。これは過去の実績に比べまして殖えておりまするが、この殖えておりまする理由は今後パブリツク・リレーシヨンの関係から相当配置のために使わなければならんという見地から、特別にその経費を見込みましたために、二十五年度の実績に比べましては約六割七分程度の増加を来たすことになつております。その増加を見込んでいるわけであります。
需用者指導費、養成費、研究費等、いずれも実績を基準として値上げを見ておるわけであります。修繕費につきましては、各社の現状がまちまちでございまするが、これを一般修繕費と損失軽減工事、或いは特別な用途のものを取戻すというような修繕費計上と区分けして掲げられたものであります。それぞれ算出の基礎の概略をここへ記載いたしてございます。
○猪俣委員 今の御説明でありますが、この内容につきまして、昭和二十四年度七千百六十六万円からの厖大なこの需用者指導費というもののもつと詳細な内訳を、そしてことにその中の擅用者に対する取立金が一体どれくらいあつたのであるか、それを当委員会へ御提出願いたいと思います。
そうしてその従業員なり団体なりに出す金は、ただいま申し上げました需用者指導費中の擅用手当というもので支出をいたします。きわめて明瞭であります。
○猪俣委員 そうすると、同じ配電会社であつて、中国あたりの配電会社はほとんど大して需用者指導費というものが上昇しておらぬ。これは一体どういうふうにあなたは観察せられますか。
それから日発及び配電会社におきまして、需用者指導費というものが計上されておる。これは款項目のうちの款じやないかと思いますが、これは一体どういう法規に基いて、いかなる目的のための費用であるかを、お教え願いたいと思います。
○島田委員 私は日発あるいは電産、電力需用者というようなものを一応原動力として、あらゆる諸経費をまかなつたということの処理のために、昭和二十四年度の金が非常にかさんでおる、あるいは各地方における、先ほど猪俣君から申しておられたような需用者指導費ですか、そういう名目で処理された経費もそのために処理されておるのではないか、かようにも想像されておるのですが、この点重ねてお聞きしたいと思います。
○武内証人 需用者指導費について、私の記憶しているのに間違いなければ、需用者指導費は、特に電力需給調整の面でありまして、たとえば需用者の協力によりまして、ピークを避けることができるといつたようなことがございますので、主として需給調整の面から、需用者に電気会社の事情をよく理解していただいてその線に沿つて電気を使つていただけば、お互いに迷惑せずに、停電とかいうようなことがないように行かれますので、そういう