これは二十五年度の決算検査に移りますときに、会計検査院といたしまして、丁度ここに出ております七百四十一号、七百四十二号、秋田それから北海道帯広の工事の現場を検査しましたところが、架空経理をされている事実があるという心証を得まして、そしてたまたま電通省内部の内部監査によりましても、その次の七百四十三、七百四十四に出ております神戸、下関のほうにこういう事例があるという報告に接しまして、これは個々の問題ではなくて
大澤實
まあこうした点はこの検査報告に書きますと同時に、電通省のほうにもいろいろとお話しまして、電通省内部におきましても、この点につきましては相当苦心されておられまして、その工事の完成率を二十六年度で見ますると、二十六年度に入りましての比率を見ますると、完成工事が五六%でございます。
大澤實
日本電話設備株式会社が解体せられ、電通省に統一せられたのでありますが、その当時、実は終戰後における例の国際電話の接収と同時にこの問題が起きまして、いろいろ事業の内部におきましても相当な混乱を招いたわけでありますし、また従業員内部においてもいろいろ問題を残したわけでありますが、とにかく昭和二十二年のGHQの覚書によりまして、その後まる三年余を費しまして、昭和二十五年五月一日に至つてようやく完全に、この私設電話の電通省内部
久保等
○小笠原二三男君 だんだんの御説明で、大臣のお考え以上に電通省内部のかたがたが批判に応えて考慮をせられている事情については十分了解いたしましたが、社会環境、経済的な状態等における、過去において起つた、生活苦というような部面から起つた汚職ということについては誠に同情されなければならん点が多々あると思うのでございますが、私は田舎のほうにおつて一般のそれらの関係に出入りする機会もあるのですが、規律が厳正であるとか
小笠原二三男