1956-03-08 第24回国会 衆議院 本会議 第19号
かべきではないか、これを電話加入申込者に負担せしめることは、電話を一部富裕階級だけの利便に供する結果となるのではないかという問いに対し、政府は、これらの外部資金及び自己資金にはおのずから限度があるので、必要とする建設資金を確保するために、受益者にその一部を負担してもらうことはやむを得ない措置である、また、現在においては、かかる負担のもとにおいても、なおかつ電話架設を要望する声が熾烈であるから、電話普及政策
かべきではないか、これを電話加入申込者に負担せしめることは、電話を一部富裕階級だけの利便に供する結果となるのではないかという問いに対し、政府は、これらの外部資金及び自己資金にはおのずから限度があるので、必要とする建設資金を確保するために、受益者にその一部を負担してもらうことはやむを得ない措置である、また、現在においては、かかる負担のもとにおいても、なおかつ電話架設を要望する声が熾烈であるから、電話普及政策
政府あるいは公社当局は、この負担のもとにおいても現に応じ切れないほどの需要があるから、電話普及政策に反しないといっておりますけれども、これは金持ちは米を食え、貧乏人は麦でがまんしろという思想と相隔たること遠くない考え方で、電話行政の理想とはかけ離れたものの見方と言わさるを得ません。