1952-12-22 第15回国会 参議院 通商産業・経済安定連合委員会 第2号
そのときに只見川を大きく開発するのにはどういうふうに資本を出すか、誰がその工事の任にあたるかなどというようなこと、それから開発地点はどこからやるだろうかというような大体のお話合いが、両社長、副社長四人、そのほか技術参考者のかた、それから中立性の人として電源調査会の役員をしている鈴木鹿象君をそれに参加せしめまして、公益委員会直接に罷り出ていろいろなことを申上げるのもいけないと思いまして、大体のアイデア
そのときに只見川を大きく開発するのにはどういうふうに資本を出すか、誰がその工事の任にあたるかなどというようなこと、それから開発地点はどこからやるだろうかというような大体のお話合いが、両社長、副社長四人、そのほか技術参考者のかた、それから中立性の人として電源調査会の役員をしている鈴木鹿象君をそれに参加せしめまして、公益委員会直接に罷り出ていろいろなことを申上げるのもいけないと思いまして、大体のアイデア
これは電源調査会或いはそのほかの調査においては、地質の調査においてはなすべきものは、まだそれはいい、疑いの存するがために設計を途中半端にきめるということは甚だ遺憾であると思つております。
併しながらその際に私どもも、東京電力も、東北電力も、又電源調査会も一緒になつてやらうということでございまして、私どもの技術員もその一団に加わつて調査を進行しておつたのでございます。従いまして調査の経過についても、私どもは十分にわかつておるところでございます。
本流案にしても分流案にしても、その点は同一でありますけれども、ただこの眠つている落差を早く生かすというのはどうすればいいかというのが分流案のよつて起つたところでありまして、電源調査会においてもこの点に最も主力を置いたのであります。何がゆえに主力を置いたかというに、これは早期開発をせなきやならぬが、それができれば、あるいはそれができた後に大きなダムをやるという問題じやない。
それから次に、公益事業委員会で間接に世話をし、また世話にもなつておりました電源調査会の諸君に、この費用を出すから、この調査をしてもらいたい。但し、政府の出し得られる費用は一億万円に限られている。この費用を電源調査会並びに東北そのほかで支出をしてよろしい。東北はお立てかえくだされば、お立てかえでよろしいが、電源調査会はお金がないから、ある程度その金をお使いになつてよろしい。
先刻から申し上げておるように、只見川の大きな開発は、両者話合いでしてもらう、調査は引続いて前からの調査、後に電源調査会の調査、それから後にOCIの調査、これらがまとまつて、そうして両者の協力ができましたならば、本名、上田というものは、どちらが早くやるか、場合によつては臨時的に東北電力にそのままやつてもらうという便利方法もあります。
この開発の方法について九会社の力の及ばない総合的の開発会社は、二社又は三社以上の共同出資及び協力によつて開発会社を作り、その資金と機能とを併せて速かに大水源地帶の開発を図るために、一方九会社各自分の地域をやつております以外に、只見川、熊野川、吉野川、天龍川、この四カ地点につきまして早期開発の手続を進め、且つ外国のO・C・Iの調査又は専門外国技術者の調査並びに電源調査会の調査によりまして、この四地点についてそれぞれ
私どもOCIの調査を依頼いたしまして以来、すでに一年余の時間を経過して、OCIは調査しておりまするが、これはOCIが單独にしたというよりは、むしろ電源調査会がその補助者となつて始終OCIの助けをして来たのてありますが、今一つOCIのお考えに幾らか何かの偏するところがありはせんかと思いまする点は、実は日本発送電会社の成立しております当時、OCIが諸般の調査を日本発送電会社から頼まれて各地を見ております
しかも銀座電力会社と言われた銀座の事務所は、今日電源調査会というものを設けられたが、この電源調査会の門をくぐらなければ電源開発の下請の仕事をやることが困難であるというこの事態に至つては、公益事業委員会はこのような大きな一つの個人的な利権のために電気事業をやるものであるという酷評を、国民の一部がしてもやむを得ないのではないかと思う。
O・C・Iに依頼して調査いたしましたのは昨年のことでありまするが、これは政府の調査費用を以ちましてO・C・I並びに電源調査会の両者の協力に待つて、只見川の調査並びに熊野川の調査を委託したのであります。
それから最近クロアという向うの少し年長の專門家が、委員会の頼んでいる仕事の渉りが遅いものですから、向うから更に專門の人が参りましたので、これがアメリカに帰る間際に、私どもと電源調査会の人に集まりを願われて、自分の見ている限りにおいての只見川、或いは熊野川両河川についての自分の見解はこんなものであるという話もありました。それはまだ詳しく御報告すべき段階に達しておりません。
電源調査会というものをつくつて、朝鮮、満州等においてあまたの経験のある方に来ていただいて、ダムをつくる場合どうすれば早くでき、どうすれば安くできるということを研究するばかりでなく、OCIの関係者が日本電力当時に多少手をつけておつたことを思い出しまして、これはそればかりではなく九州における上椎葉もそうでありますが、OCIに再びこちらに来てもらつて、一億円のうち約六割の金をこの外国人たちに公益事業委員会
従いましてそれにつきましては、私どもにおきまして社団法人電源調査会なるものを持つておりまして、これが相当にこの調査問題について活躍したいという存念で仕事を進めておるのでございますが、不幸にしてこれも資金等が十分でないので、思うようには行かない状態でございます。そういうような次の仕事に引移るためのほんとうに強力なる調査機関がございますれば、これは次の仕事に移つて行くだろうと考えております。
でありますからこの義務を遂行するために容易ならぬ苦心をしていることは想像するに余りあるのでありますけれども、幸いに各社とも調子がつきまして、昨年五月から、国民にあるいは無理なと申してよろしいかもわかりませんが、値上げもお願いし、政府からも多大な見返り資金そのほかもお借りし、また電源調査についても、公益事業委員会を通じて多大の調査費用を交付しました。
その意味におきまして、目黒河川局長にちよつとただしておきたいのは、公益事業委員会、電源調査会等がいろいろな河川別の電源開発案を発表しておりますが、こういうことを発表する前に、あらかじめあなた方に資料の提供及び十分なる調整が行われているかという問題を伺いたいと思います。
○石原幹市郎君 それから電源開発調査会の機構とか組織は昨日大体承わつたのでありまするが、電源調査会で一つの意見をまとめるとかいうような場合にはどういう形でまとめられるのかということを昨日伺つたのでありまするが、それは理事会等を開いてきめるのだ、こういうお話でありましたが、電源調査会の定款を見ましてもどうもそういうような規定もないようでありまするが、これはどういう形で一つの意見が調査会としてはまとめ上
しかして、初年度、すなわち本年度におきましては、水力によつて約十万キロの増電計画を立て、鋭意作業中という報告を聞きましたので、私ども電氣委員は、去る七月十一日、猪苗代湖及び只見川等の水力電源調査と修復作業の事情調査のために出張いたしたのでありますが、尾瀬原、尾瀬沼を水源とする只見川水系の電源は、さすがに水力日本の名に背かぬものとして、力強く感じたのであります。
私どもは、去る七月十一日に猪苗代湖及び只見川水系の電源調査と修復工事の實情調査のために出張いたしたのでありますが、尾瀬沼を水源とする只見川水系の電源は、さすがに水力日本の名に背かぬものとして力強く感じたのでありますが、飜つて修復工事の實情に至れば實に憂慮すべきものであります。