2020-03-26 第201回国会 参議院 予算委員会 第15号
本来、自家用電源、自家用発電装置の設置が理想ではありますけれども、コスト面で課題があるために、停電時に電源車や非常用発電設備からも電力を迅速、確実に受けられるよう電源接続盤を設置している例もあると伺っています。そうした取組事例、これ全国的にも広く紹介してはどうかと考えますが、いかがでしょうか。
本来、自家用電源、自家用発電装置の設置が理想ではありますけれども、コスト面で課題があるために、停電時に電源車や非常用発電設備からも電力を迅速、確実に受けられるよう電源接続盤を設置している例もあると伺っています。そうした取組事例、これ全国的にも広く紹介してはどうかと考えますが、いかがでしょうか。
御紹介をしたハード面での電源接続盤確保や、安全面を確保しつつ簡便に迅速に電源を接続できるようなソフト面の対策を更に進める必要があると考えます。 防災担当大臣としての御認識、また、今後の御対応についてお伺いいたします。
委員御指摘の電源接続盤につきましては、災害に伴う停電時などに電源車や非常用発電設備から電力を供給する場合、迅速に円滑に接続ができ、有効であるというふうに考えております。このため、現在作成中、これは来月発出予定でございますけれども、学校施設の防災機能に関する事例集の中でその電源接続盤を設置した事例を取り上げることとしており、今後、その取組事例を広げてまいりたいというふうに考えております。
具体的には、東海再処理施設の建屋の浸水防止対策として、防水扉等の設置や緊急電源接続盤の標高十六メーター以上の上層階への移設を実施しますとともに、冷却機能及び水素掃気機能の確保として、敷地内の標高十八メートルの高台にポンプ車、移動式発電機、可搬式空気圧縮機、窒素ガスボンベを配備すること等の対策を行っております。