2021-06-03 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第16号
なお、ほかの電源との比較ということについて申し上げますと、政府といたしましても、二〇一五年に、当時のエネルギー基本計画の策定に合わせた形で電源別の発電コストの試算を行ってございます。その中では、原子力の発電コストというものはキロワットアワー当たり十・一円以上という結果を得ているわけでございますけれども、その際には、この試算の中におきまして、様々な関連追加費用ということも併せ追加試算してございます。
なお、ほかの電源との比較ということについて申し上げますと、政府といたしましても、二〇一五年に、当時のエネルギー基本計画の策定に合わせた形で電源別の発電コストの試算を行ってございます。その中では、原子力の発電コストというものはキロワットアワー当たり十・一円以上という結果を得ているわけでございますけれども、その際には、この試算の中におきまして、様々な関連追加費用ということも併せ追加試算してございます。
電源別コスト比較を見ても原子力だけが上昇傾向にあって、二〇一三年に原発の競争力は喪失していると言っております。 そういう点では、原発は、経済的にも成り立たず、CO2は少ないけれどもクリーンではなくて、避けられないリスクを抱えていて、その結果、コストは莫大で将来世代に重い負担をかける、こういうことになるんだ。
電源別の発電コストにつきましては、今現在、専門家におけるワーキンググループにおきまして議論を進めている状況でございます。
そういったものをならしてどうしていくかということだと思いますし、四年後の電力需要をいかにして賄うかということも含めて、そういった総合的な観点からこの市場の形成というものをしていかなければならないと思っておりますので、今、審議会で検討していただいていますけれども、そういった中では、できるだけ細かい資料を出して、電源別のものも含めて検討していただくということが重要だと思っております。
なお、電源別の発電コストにつきましては、今週から専門家によるワーキンググループにおいて議論を開始し、最新の状況も踏まえて検討を進めてまいりたいと思っております。 二〇五〇年のカーボンニュートラルは簡単なことではなくて、日本の総力を挙げて取組が必要だと思っております。
それは、仮に、例えば省エネ技術でイノベーションが起こらなかった、そういう悲観的なシナリオにおいても必ず電力の安定供給を確保できる体制をつくらなきゃいけない、そういう思いに基づくものなんですけれども、それなくして、電源別の割合を上げたり下げたりとか、そういう具体的な数字の議論をするというのは私はちょっと大きな違和感があります。
委員御提案ございましたように、このプロセスの中で用いております発電コストのデータというものについて申し上げますと、電源別、規模別、さらには設置年別と、さまざまな切り口で事務局の資料として提出しているわけでございますが、この点はホームページにも公表して、皆様によく御理解いただけるように努めてまいりたいと考えてございます。
これは電力のコストを電源別で計算したものです。 こちらなんですけれども、ごらんいただくとわかるように、一番左端の方に、原子力が十・一円で一番安い電源だというふうに明記をされております。今大臣のお手元にもあるそのカラー刷りのもの、これは大臣、当然御存じで、本予算委員会の答弁でも、この十・一円に基づいて原子力のコストを答弁されておりました。
それで、電源別の内訳を算出できないという今挙げられました電力移出県交付金の交付先の上位というのは、いずれも、福井、新潟、福島、佐賀、茨城ということで、原発立地県であります。五位以下も、北海道、青森、鹿児島ということで、原発所在道県が並んでおります。
では、原子力、火力、水力、地熱を対象にしているその他の三つの、電源立地初期対策交付金、電源立地促進対策交付金、電力移出県交付金のメニューについて、それぞれの予算額と電源別の交付割合はどうなっているでしょうか。
○笠井委員 今最後に言われた、電源別の内訳を算出できないという電力移出県交付金の交付先上位五県は、どういう県になっているでしょうか。
あらかじめ電源別の順位を決めずに、市場に任せる欧州の仕組みの方が恣意的でなくフェアだと、都留文科大学の高橋先生も主張されています。そういう専門家、識者の声にも耳を傾けるべきではありませんか。 そして、今まだマックスではないというふうにおっしゃっているんですけれども、四月から三十日、出力制御されているんですよ。
次に、アメリカと日本の電源別発電量とあります。アメリカは、原子力発電をまだ二割使っています。なぜ、エネルギー自給率が九〇%あって、天然ガスも石炭も輸出しているアメリカが原子力発電をしつこくやるのか。いまだに、まだ新規で建設中です。なぜなのか。 それは、その次のページにありますように、電源多様化の理由とあります。アメリカは、実は何年かに一度大寒波に見舞われます。ことしの初めも大寒波がありました。
総合資源エネルギー調査会発電コスト検証ワーキンググループの試算、各電源別コストにおいて原子力が一キロワット時当たり十・一円という根拠の前提、事故リスク対応費について、東電原発事故による事故対応費を十二・二兆円で想定しています。しかし、民間の日本経済研究センターでは、事故対応費用が総額八十兆円を上回るおそれと試算。
震災後の二〇一三年の電源別発電電力量構成比は、震災前には三割近く占めていた原発が稼働を停止したため、原発を補うための火力発電の割合が増加し、その結果、海外からの化石燃料依存度は八八%にも達し、地政学上、影響を直ちに受ける度合いが増したことは否めない事実でございます。
一方、こうした再生可能エネルギー導入拡大に向けては、その再生可能エネルギーの電源別にいろいろな課題があります。地熱発電も非常に有力ですけれども、やはり心配する地域とか声もあるわけでありますから、電源別に対応策を検討していく必要があると思っています。 例えばバイオマス発電については、これはやはりどうしても、集落で使うとかになると小規模なものになります。
○世耕国務大臣 自民党のというよりは、内閣で閣議決定をしたエネルギー基本計画の中で、電源別のポートフォリオ、二〇三〇年の電源比率というのが規定というか、想定をされているわけでありまして、その中で、原発が二二から二〇%、そういう数字になっているわけであります。 我々が稼働率といったものを使うときは、じゃ、今の、廃炉も進んでいるわけですよね、新設、リプレースは想定しないというのが我々の立場ですよね。
エネルギー分野で有名なアメリカの投資銀行のラザードというところがありますが、ここは毎年、電源別に新設案件の一千キロワット当たりの発電コストを公表しております。昨年十一月の最新データでは、福島原発事故前の二〇一〇年、原子力は九十六ドルだったのが、二〇一八年には百五十一ドルに上昇する。一方で、太陽光パネルは二百四十八ドルから四十三ドル、風力は百二十四ドルから四十二ドルへと大きく低下しているんです。
最後のちょっと質問になるんですが、これも三名の参考人の方にお聞きしたいんですが、エネルギー基本計画というのが出されまして、今パブリックコメントになっているんじゃないかと思うんですが、そこの中で、私の考え的には電源別のベストミックスだというふうに思うんですけれども、それぞれいろいろな考えをお持ちの方がおられると思うんですけれども、やはり電源にはそれぞれ一長一短があると思うんですね、原子力にも石炭にもLNG
この原発事故に対する反省、そして、被災された方々への思いや避難者の皆様に寄り添う、そんな思いが述べられているわけでありますが、その中で、先ほど答弁の中でもいただいたんですけれども、原子力発電に関しては、依存度を可能な限り低減させるという記載もされているわけでありますが、残念ながら、二〇三〇年度時点の発電電力量に占める電源別構成比率は、一五年七月に策定した従来どおりの見通しが維持をされ、原発の電源比率
電源別の発電コストについて、原子力については十・一円という数字をいつも出されまして、原発は安い電源でありコスト競争力があると、皆さん、経産省は説明をしています。この十・一円というコストはOECDのモデル計算に基づいていますと予算委員会でもお聞きをいたしました。ただ、私は、東京電力福島第一原発事故を経験した今、このモデル計算では正しいコストが表現できていないのではないかと考えています。
それぞれの電源の特性を生かし、安全、安心を確保した上で、エネルギー安全保障を含む安定供給、経済性、環境適合性をバランスさせた電源別ベストミックスを考え方の柱として堅持することが国家エネルギー政策の肝と考えております。 次に、この基本的考え方を、時間軸を踏まえて短期的な考え方と中長期的な考え方に分けてお話をさせていただきたいと思います。
この電力、二十二ページの電源別コストというのが前提になっております。これも御説明を省きますが、ワーキンググループでこれを作った上で、先ほどの電力コストが今よりも下がるという、そういう計算をしたわけですね。
まず、豊田参考人にお聞きしたいんですが、私、かねがね政府の今後のエネルギー見通し、これは非常に、正直言って原子力に甘く再生可能エネルギーに厳しいのではないかという印象を持っています、電源別のコストの見通しですとか様々な関係で。参考人の今日のお話、事前にいただいた資料も全部読ませていただきまして、実は率直に申し上げて同様の感想を持ちました。
そうしたことを考えると、現在の電源別コストなどを前提にしたエネルギーミックス、こういうものも、二〇三〇年度の電源構成、これも不断に見直しをしていくべきなんじゃないかと。そうすれば、その際に、様々にこれからコストがかさむことも予想される原子力に依存する、そういうやり方についても見直す余地があるんではないかと思いますが、どのようにお考えでしょうか。