1958-10-15 第30回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
この放送法なるものは、かような日進月歩の電波科学技術の進展に伴いますために、今日完全無欠な改正を行なつてしまうということは考えられないのでありまして、いろいろな問題点はございますけれども、この根本的問題点は後日に残しまして、——すなわち千古不磨の大典というものを作ることは不可能でありますので、さしあたり必要な、今日の情勢に適応するような改正にとどめたいというのがその方針でございます。
この放送法なるものは、かような日進月歩の電波科学技術の進展に伴いますために、今日完全無欠な改正を行なつてしまうということは考えられないのでありまして、いろいろな問題点はございますけれども、この根本的問題点は後日に残しまして、——すなわち千古不磨の大典というものを作ることは不可能でありますので、さしあたり必要な、今日の情勢に適応するような改正にとどめたいというのがその方針でございます。
その時代はいつ来るだろうかと申しますれば、私の考えではまあ早くても四、五年あとだろう、非常に電波科学技術の進歩は早いけれども、四、五年あとじゃないか、そう考えておるのでありまして、それまでは現在の電波法でもっていろいろな行政目的は十分達せられるだろうという考えをもって今回の提案をいたした次第であります。
一方、その業務の特殊性からいたしますれば、電波監理施設の整理強化、あわせて従業職員について電波科学技術の発達に即応する高度の知識、技能を修得きせることが業務の円滑な運営上の急務と存じております。